電通の新入社員自殺と日本人の仕事観


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こんにちは。ゆとり系語学学習者のヨシナオです。

やっぱり語学の勉強は楽しいですね。新しい言語の文法を習ってる時は本当にワクワクします。僕は語学を習うときに文法をしっかり勉強する派です。文法形態からその言語の裏にある色々な背景を推測できますから。

日本語の他に3つは習得したいですね。その分友達がたくさんできるでしょうし。

ただ、今日はそんな愉快な話とは別の暗い話題です。先日、東大卒の電通新入社員が昨年に自殺した原因が労災だと認められましたね。

超エリートコースで進んでいった彼女ですが、連日の激務で精神が崩壊し自殺に至ってしまいました。

これに関して僕が日頃から考えている日本人の仕事観をまとめてみます。私的に、これはかなり真理に近いと思われます。日本人とは何かを外国人に説明するときに是非引用してください。

日本人は名のある会社に入る為に生まれてきている

まず、言いたいのは、日本人が人生でやるべきことは「良い会社に入って働くこと」の一つにつきます。昔、Queenの歌で「I was born to love you」という曲がありました。「私はあなたを愛する為に生まれてきた」というかっこいい歌名です。これを日本人の為に作ると「I was born to be a labor」「私は労働者になる為に生まれてきた」となります。

考えてみれば全てそうなはずです。学校の成績だってクラブ活動の実績だって大学受験も体育会もボランティアも全て就活での自己アピールの為に使います。いわば履歴書のためです。

亡くなった新入社員だって、東大⇨電通という日本人が羨むエリートコースでした。せっかく東大に行ったので有名企業に行くというのは普通の価値観でしょうね。

ロシアでロシア人の学生と話していると、大学で学ぶ分野にちゃんと意味があります。自分が将来こういう仕事をしたいからこの知識を身につけたいと目的意識がはっきりしてる学生が多いです。

日本は学部よりも学校名が大切ですね。単純な学歴のためだけです(しかも仕事と学問は関係なし)。ですから、大学に入りさえすれば次は就活があるまで学問に打ち込まなくてもいいわけです。「大学時代にたくさん勉強しな」というアドバイスは聞いたことがありません。「大学時代にたくさん遊びな」というアドバイスだらけですね。

仕事が人生で一番大事でなければならない

大学時代は遊び呆けて社会人になった瞬間、そこからはずーっと会社の為に生きることになります。大学を卒業した後に、語学留学に行くだとかワーホリに行くとかいう人は基本的にナマケモノのように見られます。

会社とその仕事に人生を捧げてこそ日本人の生き方です。

体調が悪いとか、台風が来ただとか家族が死んだ等は会社の仕事にとって厄介なものですから気にしてはいけません(ちなみに僕は台風が来たら文句無しに休みます)。会社に属す限りは常に会社を優先でないといけないのです。

亡くなられた方も心理的にはそうだったはずです。僕からすれば死ぬくらいなら逃げちゃえば良いと思いますが、日本でそういう考えはご法度ですね。常に仕事!仕事!仕事!です。

僕自身も一時期そういう忙しい時期がありました。確かこの前の5月くらいでしたが、その月は5日くらいしか休まずあとは会社に行ってましたね。朝も大体7:30すぎに会社について帰るのは23時前くらいでした。残業時間をつけると上司に目をつけられるし「そんなくらいの仕事、俺なら普通に定時くらいで終わらせられるんだけどねぇー」みたいなことを言われてましたね。

結局、僕は周りの日本人と違い「会社<自分の人生」という不等号が成り立っており、めんどくさいのでそのまま辞めました。辞めると言った後にロシア語学留学に申請しました。

ちなみに、ロシア人は完全に「仕事<その場の楽しみ」という不等号です。真面目に仕事をしてる人を見たことがありません(笑)。大体、携帯をいじったり何かを食いながら仕事をしてます(笑)。スーパーで仕事そっちのけで、僕と日本の車やビールについて語り合った店員もいました。

亡くなった女性もこういう世界の現状を見ておけば「自分に楽しいことをするのを許そう」となったはずです。もったいないなー

過労死や自殺は美徳

そして何よりも日本人は仕事のしすぎで起きる過労死やうつになって自殺することを美徳としている、世界でも珍しい民族です。

「いやいやそんなことないから・・・」って思う人は是非その数を調べてみると良いでしょう。過去にこちらの記事でも書きましたが、自殺者数はあまり減っていません。

普通、ダメなことなら自然となくなるはずです。電車の中で電話をするのがマナー違反となってまだ数年ですが、こちらはしっかり浸透しています。ですが、自殺はダメだよっていうのは浸透してません。自殺がダメなら過労死という方向に進んでいるように見えます。

これは過労死や仕事が原因の自殺を日本人が「良いこと」と認識しているからに他なりません。

ちなみに、僕自身もあのまま会社にいたら病むことを予測できましたのでそこから逃げました。ちなみに、仮に病んで自殺でもしてたら崇められたに違いありません。

自殺した新人社員はまさに女サムライ

そのような風潮から、今回自殺した方はまさに「女のサムライ」でしょうね。自ら耐えられなくなり切腹をしたとして、日本人の美学を体現してくれたと日本の社会人は思ったはずです。

そして、これを模範として仕事がきつくなった人は自分で切腹しろと昭和世代を中心とした日本人は考えているはずです。

これは日本の文化として私も外国に伝えていきます。

ちなみに、僕自身は他の日本人と違い自殺する必要はなかったと考えています。死ぬのなら逃げて欲しかったです。そして、少しでもいいので海外をプラプラしてもっといろんな生き方があるのを見て欲しかった。

別に会社だけが人生じゃないし、一度レールから外れてもいくらでも復活できるんだから思い切ってやめちゃえばよかったんじゃないかなと考えています。東大とかそういうのよりも、せっかくまだ若いのにもったいないです。もっと人生楽しめたはず。世界には必ずどこかに自分にとって居心地がいい場所があります。だからもっと楽しく生きればいいんです。

 


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