ニホンとニッポン

日本

こんにちは。ゆとり系マジメブロガーのヨシナオです。最近、テレビを見ているとどこか日本を特別視した番組が目に付きます。

日本がいかに素晴らしくて世界中が日本を絶賛しているというような趣旨の番組がとても多いですね。

日本人が世界に出ていかに活躍しているか、日本に嫁いだ外国人、日本に旅行に来た外国人等、日本が世界でどれだけ目立っているかを表現している番組が多いですね。

そのような番組の多くは日本のことを「ニッポン」って呼ぶ場合が多いですね。僕は個人的に「ニホン」という呼び方の方が優しい感じがするし日本らしさが滲み出ているんじゃないかと感じます。

日本は特別な国じゃない

右寄りの人には申し訳ないのですが、日本って別に世界で特別な国でもないです。経済的にもGDPは3位ですよね。中国に負けてます。

政治やマスコミのランキングも上位じゃないですし、日本が他の国に比べて特別優れていることってそんなにないのじゃないかなと感じています。

一点だけあげるとすれば。環境だけは間違い無く世界随一ですね。公衆のトイレなんか外国の比じゃないくらい綺麗ですし、使いやすいです。

でも、その他の点で日本が他の国をはねのけて優れているものってそんなにないんじゃないかな。

僕も10カ国以上旅行してますが、いろんな国に旅行に行くたびにその国の良さを知ることができますし、日本の良さも再認識できてます。

要は、どの国にも素晴らしい部分がありますしその優劣はないのです。

国家よりも地域に目を向けたい

僕は国家としてのニッポンよりも、いろんな地域に存在するニホンらしさの方が好きです。北は北海道から南は沖縄まで、地域ごとに素晴らしい日本文化がたくさんあります。

風鈴

日本人はこういう細かい部分に目を向けて欲しいですね。「ニッポンってすごいんだよ」っていうよりも沖縄の海と琉球文化、北海道の大自然、京都の古都文化の素晴らしさを語りたいし、外国人に見せてあげたい。

日本が本当に好きならば地域ごとにたくさんのことを知る方が圧倒的に通な感じがします。

そういう意味だと、僕もまだまだ日本に疎いな。沖縄も北海道も行ったことない。是非行ってみて、海外の人にその素晴らしさを伝えていきたいと心から思います。

親日国なんてそんなにないよ

ニッポンを絶賛するテレビでは、やたら「親日」という言葉が出てます。本当に親日の国ってどのくらいあるのでしょうか。

僕の個人的な経験からすると、親日国と言える国は台湾と韓国の二国ですね。「韓国が親日とかありえねー!反日国家だろ!」っていう人がいるとは思いますが、残念ながら行けばわかります。かなり日本人に優しいです。

台湾は噂通りに親日でした。ただ、それ以外の国で親日の国は無かったですね。

笑ったのはポーランド。「ポーランドは親日」とかいう話を聞きますけどそんなことは全く無かったです。むしろ、黄色いアジア人ということで差別のオンパレードでしたよ。

お釣りは返さないわ、歩いてるだけでバカにされるわ、店員呼んでも来ないわってことでクソでした笑

ぜひ、ニッポン好きな人はポーランドでニッポンの素晴らしさを伝えて欲しいですね。

そもそも、「親日」という言葉を聞いて嬉しがっているようじゃダメですよね。そんなもので得られる安心感なんていらないですから。

日本を好きになってもらいたいなら、日本に来てもらえるほどの良さを伝えられるようにすることです。

そうすりゃ、日本のファンがでてきますよ。「親日国」なんていうワードは要らない。

まとめ

最近は、私の父も「日本は本当にすごい国!」「世界中が日本を絶賛している」等の言葉を発することが多くなりました。

そういうのを聞くと、自信がないんだなと逆に感じてしまいます。日本が好きならその素晴らしい部分を淡々と語れるようにすることです。

他からの評価なんてどうでもいいんですよ。

僕は国家としてのニッポンよりも色々なところに散在しているニホンを語りたいです。

 

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