こんにちは。ゆとり系ロシア好きブロガーのヨシナオです。
ロシアの日々が良すぎて日本に帰ってから、ため息しか出ません。好きなロシアンガールからも早く会いたいと言われ・・・たまらんです。たまらん・・・。あと少し長くいたら付き合ってたのに・・・
それはいいとして、ロシアでロシア人と話している時に、「日本人はなんで社会的な身分を気にするの?」と聞かれたことがあります。「うーん・・・なんでだろうねー」と返しましたが、確かに言われてみれば気にしすぎですよね。
社会的な身分ってなんで大事なんでしょうか。そして、それがあることで一体どうなるんでしょうか。考えてみましょう。
社会的身分とレール
日本は社会的な身分で人生が決まるような国です。なぜでしょうか。
仮説ではありますが、日本には人生における決められたレールがあり社会的身分とはレールの上にあるということを保障するものだからではないでしょうか。
このレールの存在が非常に厄介なものであると私は考えています。
義務教育が終わり、高等学校に進学し、大学または短大に進学後、就活をし企業に入り定年もしくは結婚まで働くというレールです。そして、原則的にはストレートでこのレール上を走らないとなりません。いわゆる、浪人や留年、中退や退社等をよく思いません。
「大学生」とか「正社員何年目」とか「既婚」とかは社会的身分とは現在、自分がレールのどこにいるのかを表す指標です。
日本はレールに縛られた国と言ってもいいのではないでしょうか。
レールは外れてはいけない
そして、何よりも良くないのは一度乗ったレールを外れてはいけないということです。先ほどの浪人や留年、大学中退、退社等は好まれないんですね。
浪人なんて一昔は当たり前でしたが、今じゃ大学も現役で入るのが主流であり浪人ってかなりマイナスのイメージですね。ちなみに僕は一浪ですがとても良い一年を過ごしたと振り返って思いますよ。
私の周りには大学を留年した人もいますし高校を中退し定時制に入った人もいます。でも、みんなそれぞれちゃんと自分の道を見つけて頑張っていますがね。
これも仮設段階なのですが、日本における人生のレールをストレートで通過したところで誰にも褒めてもらえないから、レールを外れた人を蔑むような価値観が生まれているのだと考えてます。
でも、それって虚しいことです。しかも今の時代、大企業でも倒産する時代です。レールを順調に駆け上がったところで、安定性の保障はないんですよ。
周囲の目線
そしてそして、日本人が社会的身分を気にしすぎる最大級の理由は周囲の目線です。
いい大学入っていい就職先に入った。だから親や親戚、お世話になった人のために何があっても頑張らないといけない・・・ってアホなのか!
周囲の目線だけ気にして自分自身のことは何にも気にしてないじゃないですか。周りのため、上司のため、会社のためとかいう自分自身を無視した生き方をするから精神がおかしくなって自殺してしまうんですよ。
でも、日本はずっと昔から周囲の目線という呪縛を背負ってます。だから、社会的な身分を気にし過ぎてしまいます。でも、本来自分主体なら他人の社会的身分なんて気にならないし、気にしないでしょう。
周囲の目線を気にする生き方を捨てない限りはずっと身分ばっかり気にしてしまいます。
自由に好きなことを極めるべし
私が若い人に声を大にして言いたいのは、社会的身分よりも自分の好きなことや成し遂げたいこと、人類の為になることを気にするべきということです。
今は「〇〇会社の△△部何年目」なんてつまらない肩書きですよ。夢がない。それよりも自分の好きなことや夢を堂々語って興味持ってもらう方が社会として希望あふれるし、夢があって楽しいです。
人類の為になることというのは大げさですが、中には自分の夢とかない人もたくさんいます。だから、そういう人は是非、他者の夢を叶えたりその手助けをするような仕事をすべきだと考えているからです。そうすれば様々な境遇の人とも出会えることとなり自然とやりたいことも見つかるはずですから。
身分よりも好きなことや、やりたいことを堂々言える社会であって欲しいですね。