大学受験に全落ちした弟の話 その9


こんにちは。ゆとり系ブロガーのヨシナオです。

私は先日、自分自身のことについてブログに書きました。実は海外の大学院に受かったんですけどどうするか迷っていたのでした。(こちらの記事)。

他方、私の弟はロシアの大学受験まで後2ヶ月という追い込み期間になってきました。

いよいよこれからが本番ですし、どこの大学に受かるのかでこれからの人生が大きく変わります。さらに、もし落ちればこれまでのシベリア出兵は無駄だったと言われても仕方がありません。そのくらい大切な期間です。大学受験でも直前期が最も大切で大変な時期となります。

その中で、冒頭の写真を見てください。

この写真は昨日私が撮ったものです。なんと驚くことか弟は現在日本におります!なぜでしょうか?見てみましょう。

帰国の経緯

そもそもなんでこの時期に帰国をしたのでしょう。これは遡ること3月末、ロシアに住む弟から「電話できるか?」というメッセージをもらいました。

どうせ「お金が無くなったから振り込んどいてくれ!」というメッセージなんだろうなと思い電話を掛けると意外な答えが返ってきました。

「県の奨学金に応募したいから帰ってもいい?ついでにバイトもするし日本語での歴史の教科書が欲しい」と言ってきました。

なんかめちゃくちゃだなと思いましたが、確かに我々の住む自治体には海外留学生向けの奨学金制度があり、給付型で100万円を貰えます。ロシアの大学の学費は年間20万円なのでこの100万円さえあれば、学費は4年分賄うことが可能なのです。

そして、この奨学金の選考には面接があります。ですのでこの奨学金を応募するならいずれは帰ってこないといけないという計算になります。なので、弟は私を説得し帰国の許可を貰いました。

また、それに乗じて入試の際にロシアに戻るのでモスクワ−東京の往復チケットを買いました。ロシア発だとJALで5万円くらいでした。意外と安かったです。

ロシアの入試

さて、奨学金を貰うために準備をするわけですが、ロシアの大学受験はどうなるのでしょう。弟曰く、「ロシア語は参考書で勉強し、ロシア史に関しても日本語の本で勉強する」だそうです。

ロシアの大学入試にはロシア語(国語)とロシア史があるのですね。この他に社会学もあるらしいです。難しいのは当然、ロシア史ですね。日本ではほんのわずかしかロシアの歴史は習いませんから、もっと前からの歴史を学ぶわけです。

しかも、7月が入試ですから、ロシアの通史を後2ヶ月で学ぶことになります。そもそも、日本史ですら2ヶ月で通史はできませんよね。どうなるのでしょうか。さらに、ロシア語も大学入試レベルですからとても難しいはずです。

その為に準備学科という大学進学の準備の機関があります。準備学科は6月までですが弟は「どうせ日本で金も稼がなくちゃいけないし」ということで準備学科を辞めて日本にきました。正直、これはある種の賭けみたいなものですね。本当に大丈夫なのか不安になってきました。

奨学金をナメてる弟

今回、帰ってきたのは別に良いのですが今年の9月からロシアに留学できる保証は全くありません。しかも何がマズイって弟は奨学金も取得できてロシアの大学に受かるという前提で物事を考えているのです。

これはまずいことです。そもそも奨学金の申請には小論文もあります。しかもテーマが中々難しいです。普通の高校生ならあまり書けない内容です。この奨学金は修士を狙う学生も応募します。

そのような激しい競争の中でなぜ、奨学金を取得できる前提で物事を進めているのか私には理解ができません。私の現在の感覚では奨学金は取得できないと考えています。というのも内容がそれなりに難しいですし、圧倒的に準備不足です。締め切りはなんと2週間後です。今からゼロから始めて受かる希望がありません。

ただ、本人は「ロシアに行った人は少ないから有利だし、面接はイケる」と豪語してます。困ってます。

その他の不可解発言

その他にも不可解な発言が目立ちます。You Tuberになってめちゃくちゃ稼ぐとか、ロシアでビジネスをやるとか様々なことを周りに言いふらしてます。

確かに、You Tubeは良い考えです。ロシアから発信する日本人は少ないです。ただ、だからこそまずは受かることが大切なのではないでしょうか。

ビジネスとかは意味わかりませんね。卒業してからやれよ!というお話です。そもそもロシアの大学は卒業するのがちと難しいです。授業で単位を落としたら退学とか普通にあり得ますからね。

そもそもまずは「受かる」ということがあって初めて次の未来が開けます。彼はいつも足元を見ないで先の未来を勝手に明るく想像する癖があります。それはそれで良いのですが、まずは足元も大事でしょう。いや、足元こと大切ではないでしょうか。

次に待ち受ける奨学金の合否、そして大学の合否次第で弟の近い将来は決まります。

今回の帰国が吉と出るか凶と出るかは本人次第です。


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