大学受験で全落ちした弟の話 その6

こんばんは。ゆとり系ブロガーのヨシナオです。

人気のシリーズである弟の話の第6段です。前回、無事にロシアの大学入学最低ラインであるロシア語試験1級に合格した話をしました(前回の記事)。

その後日本に戻ってきて、次は11月にロシアの準備学科と呼ばれる、大学入学前の試験の訓練をする場所に入学します。

ただ、問題はお金です。学費と寮費で30万円くらいと渡航費や生活費で20万円くらいかかります。

日本に戻ってきて、必死にバイトをして貯められるだけ貯めろと言ったのですが、以前のグダグダに戻ってしまったようです。

さらに、これまで応援してきた父がまさかの裏切りをするという行動にまで出ました。

では、見てみましょう。

準備学科へ

ロシア語能力試験に受かった弟ですが、次は準備学科にてロシアの大学に入る準備を一気にしなければなりません。

準備学科とはロシアの大学に付属されている機関であり、外国人などがロシアの大学に入る前の受験対策やロシア史などの基礎知識を学ぶ場所です。

日本で言うところの予備校みたいな場所ですね。でも、各々の大学機関に付属されています。

うちの弟も準備学科に行くのですが、その場所を聞いて驚きました。

クラスノダールという都市に行くのです。

[https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/6f/RussiaKrasnodar2005.png]

めっちゃ端っこですよね。一昔前にソチオリンピックが行われた場所です。

なぜ、わざわざこんな場所に行ったのかというと「暖かいらしいから」との返答が帰ってきました。ネットで「ロシア 暖かい」で調べてヒットしたとのこと。単純ですね。

治安とか物価とか全く情報がないにもかかわらず、行くらしいです。バカなのかと思いましたけど、ちゃんと大学側とメールのやり取りをしているので、一旦はよしとしましょう。

渡航前の準備

11月から渡航するわけですが、当然その前には準備が必要です。

最近の弟のブログ記事でこんなことが書いてありました。

ちょっとびっくりですね。前回、語学留学の手配をしたのは全て私です。そして、金銭面は父が全て出しました。

それなのに、あたかも自分でやったかのように書いてますね笑 衝撃です。

ただ、今回はある程度大学側とやり取りをし、ビザの手配もロシア領事館に行って自分でやってました。高校の成績証明書等も用意したりするらしいです。

しかし、弟は結構バカなところがありますので、いざ行ってみたらあれが足りないこれが足りないってなるのは目に見えてます。

普通、何かを目指すにはあらゆるものを犠牲にしなければなりません。今回、弟が犠牲にしたものは成人式です。来年1月の成人式の時に日本に帰るのは難しいので、諦めざるを得ないようです。

ただ、ついこの間まで成人式のスーツを買えだの、成人式の時の飛行機はどうするだのグダグダ言ってました。最終的に割に合わないと気づいたようで成人式には行かないようです。

個人的にはそんなことよりも、これからの生活を充実することを考えて欲しいですけどね。未開の地に行くわけだから、しっかりしないと。

あと、ロシア語を全然勉強してないのですが大丈夫でしょうか。

費用と父の裏切り

準備もとても大切なのですが、何より大切なのはお金です。

8月に日本に帰ってきて、11月にまたロシアに行くわけですが、その間に90日ありました。

私だったらこの間に必死に金を貯めることを考えます。目標は100万円くらいで。

しかし、弟はかつての怠け癖が出たのか、遊ぶことばっかり考えてました。結局、ほとんど溜まってないように見えます。

9月の終わりに貯金いくらと聞いたら6万と返ってきた時には絶望しましたね。恐らく、向こう行ってから家族に金を請求するのが目に見えます。当然一円たりとも出さないですが。

そして、10月は意地でも最低20万円は稼げよ!と言ったら、「無理だよー疲れる」とかほざいてました。本当に行く気があるのか謎なくらいです。

そもそもの費用ですが、弟の概算だと

学費:20万

寮費:2万

生活費:20万

くらいの計算です。ここに、

渡航費用:7万

留学保険:10万

が加わります。

ただ、上記の3つはあくまでも弟の概算なので信じられません。

父親、裏切る

また、当初は父が学費や渡航費、保険代は出すと言っていたのですが、ここ数ヶ月体の調子がおかしいのか急に不安になったらしく、「ロシアに行くのを考え直せ」とか「出すお金はない」と言い始めました。

父はネトウヨなので、You tubeかなにかでロシアを悪く言う動画でも見たのでしょう。めちゃめちゃロシア嫌いになってます。「日本が一番だ!放送大学にでも行って日本で就職するのが一番いい」といつも言ってます。

弟が、「だってもう、ロシア行くしかないじゃん!これから日本の大学をまた受け直すの?」と問うても

じゃあ、ロシアに行っている間にオレが倒れたらどうするんだよ!?」と体調不良という最大の逃げを理由に引きとめようとします。

めんどくさいですね。親としては失格レベルだと思います。子供は親の言うとおりにしろ!親の面倒は子供が見るのは当たり前という感覚です。困りました。

結局、準備学科に入学が決まっているのに諦めるのはもったいないので

渡航費と留学保険代金は私が出すことになりました、、、奴にいくら投資しているのやら、、、

とりあえず、「休む間もないくらい働け」とだけ伝えたら、「無理、疲れる」と返ってきました。

どうなることやら、、、先行き不安です。

 

☆続きはこちら☆

大学受験で全落ちした弟の話 その7

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