こんにちは。ゆとり系ブロガーのヨシナオです。
現在、国公立大学の試験真っ最中ですね。受験生には頑張ってもらいたいものです。
そんな中、昨年の受験に見事に失敗した我が弟は現在ぬくぬくとロシアで語学留学生活を送っております。
もし、ここまでの経緯をまだ読んでいない方は以下のリンクを読んでみてください。
本日の記事では弟のロシア生活やトラブルについて書き連ねます。
到着後の諸手続きとクラス分けテスト
昨年10月に弟はウラジオストクの極東連邦総合大学で語学留学を開始しました。
弟はロシアのウラジオストクに到着後、語学留学開始の手続きを自分でやる必要がありました。そもそも、空港から大学寮までタクシーで行くという最初の難関がありました。
ただ、このへんはなんとかクリアーしたようです。出国後2、3日間家族と電話が通じなかったのですが、現地でSIMカードも買い、Googleのハングアウトで家族とコンタクト出来る状態にはなりました。
ロシアの様々な手続きはめちゃくちゃ大変で、色んなところをたらい回しにされます。私も経験したのですが、旧共産主義国家での仕事ぶりはいかに腐敗していたかがわかる瞬間なのです。それでも、なんとか時間が掛かりながら手続きを終えて寮にも入室できたようです。
ただ、問題はそこからで手続き後にはクラス分けテストを受けなければなりません。以前にも書きましたが、語学留学成功のカギは出国前にどれだけ勉強をしていくかです。
クラスなどは一番上級のクラスに入って、どんどんハイレベルなセンテンスを浴びないといけません。
で、うちの弟はどうだったかというと見事に一番下のクラスでした。
キリル文字から始めるやつです。大体キリル文字に1ヶ月くらいかけてその後に「こんにちは」とかを始めるクラスですね。
はっきり言って悲惨です。1年弱勉強したところで会話すらまともにできないんじゃないかと思われますし、新聞とかの評論文も読めないでしょう。お先真っ暗な留学生活スタートとなったわけです。
遊びはいっちょまえ!
一番下のクラスに入ったとしたら、独学でどんどん教科書を進めてさっさと中級クラスに飛び級しないといけません。
それにもかかわらず、弟は勉強どころか遊びを覚えました。
酒を飲み始めタバコも吸い始めました。
家族は驚愕しタバコを吸い始めた理由を問いただすと、「コミュニケーションの為」という返事が返ってきました。確かにロシア人はタバコを吸う人が多く、喫煙所などでは会話が飛び交っています。ですが、基本的にはコツコツと自分で表現を覚える方が言語は身につきます。
結局、酒とタバコ代で費用もかかりますし勉強に支障出ると思うのですが、本人は実践が最も身につくと言い張っております。
以前から努力することが大の苦手な弟は何かと楽な方法を身につけては、それが正しいと言い張ります。何も変わってないですね。
家族にお金をせびる
そんなこんなで遊び呆けているわけですから、留学後1ヶ月で「お金が足りないかも」と家族に連絡してきました。
バイトを始めた頃にあれだけ「貯金しろ!」と言ったにもかかわらず、その助言を無視して結局は家族に金をせがむところはクソ人間そのものですね。
もう、どうしようもないなーと呆れてしまいました。
しかも、お金が足りないとわかってから現地で銀行口座を作ったり、こちらの来訪の日程を煽ってきたりとやることは早いのです。
思えば、昔から小遣い日が1日でも遅れるとやたら催促する癖がありましたし、決められた金額が無くなると再度せびるというのの繰り返しでした。
高校の時は私の小遣いは月5千円で弟は1万円でしたが、彼はいつもすぐに使ってしまい再度催促してましたね。
今回のロシア留学でも全く同じことをやっております。
家族も舐められたもんです。
クレジットカードのトラブル発生
さらに今年に入ってから事件が起きました。
1月に急に家族に連絡があり、弟が使っているクレジットカードの直近の使用明細を教えて欲しいとの連絡がありました。
意味不明すぎて何故か問いただすと、
週末に飲みに行き朝まで飲んでタクシーで寮まで帰ったところ、支払い後にタクシー運転手が「お釣りがないからクレジットカードの番号を教えてくれ、そこに釣り銭を振り込むから」と言われたそうです。
普通に考えてクレジットカードの番号は決済用ですから、そこにお金を振り込むなんてあるわけないのですが、弟はまんまと騙されてきっちりとクレジットカードの番号を教えたのです。
さすがにこれには呆れ果てました。誰もが気づく詐欺に自ら引っかかったわけです。実際にカード会社に確認したところ、不明の場所からいくらか使われていたので速攻でカードを停止しました。
クレジットカードも無いし、現金も底をつきそうなので弟は「早く来い早く来い」と催促してきます。結局、3月の前半に私がウラジオストクに行って新しいカードと現金を献上することになりました。
ロシアに行って違う環境に行ったら、少しはマシな人間になるのかなと家族は思っていたのですが、結局バカな人間はいつまでもバカなのだなと認識させられました。
ということで、10日後にウラジオストクに行ってきます。
なんか、パソコンを買ってきてくれとも言われてますがこれは無視します。
うちにも全落ちの世間知らずがいます。自分で計画たてて第一志望しか受けない人生の私には似てくれません。お金と時間の無駄でE判定の国立旧帝大文系を受験です。やってもいいけど無駄と言ったのに。自己評価お花畑です。中学生のノートの取り方から学習させようか。弟殿の今後の展開興味あります。しかし、カード詐欺か!
ババンスキーさん、コメントありがとうございます。引き続き書いていきます。人生余裕ぶっているのは不思議でなりませんよね。
はじめまして
うちのバカ息子も一浪の上、A判定でていたところも全部落ちしました。
これから、家族会議です。
やはり相当なバカ息子で、腹が立ってばかりだったのですが、ちょっと、希望が湧いてきました。
ロシア出兵とは行きませんが、専門学校等考えてみてもいいかもと思います。(行かせる気はあまりないけれど…)
とにかく家から出したい!!
結局甘やかしてたんだなあと、拝見して思いました。
分かっていたようで、反省です。
頑張って巣立ちさせたいです。
みこりんぱさん。こんにちは。コメントありがとうございます。一浪で全落ちですか。厳しいですね。うちの弟も一浪したのと同じ年齢です。弟は日本で会社員には絶対にならないと断言しているのでレールから外れたコースを選択しました。家族会議でしっかり話し合ってくださいね。もし、大学に行く気があるなら何歳になってでも遅くはないはずです。本人にとって成長できる選択ができるよう願っております。