【必見】映画「君の名は。」を10倍楽しむ鑑賞方法

公式ツイッターより

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こんにちは。ゆとり系硬派アニメ好きブロガーのヨシナオです。

本日、映画「君の名は。」の2回目を観てきました。一度観たときに、もう一度あの感動的なハッピーエンドを観たいと素直に感じて、また鑑賞してきました。

結果的に、大大大満足でした。別に泣きはしないんですけど引き込まれるストーリーと、鑑賞後の心地よさ、さらに人生に希望を抱くこともできて、まさに世界中の人が必見のアニメーション傑作です。DVD出たら絶対に買います!

興行収入も100億円を超えて、リピーターが後を絶たないとのことです。

ただ、この映画をリピートするのはもちろんわかるのですが、映画の内容を10倍楽しむ方法がありますのでそれを綴ります。

映画⇨小説⇨映画の順番で鑑賞すべき!

結論から言うと、見出し通りに映画を見た後に小説版『君の名は。 Another side』を読んだ後、再度映画を視聴すべきです。

映画のエンドスクロールで脚本協力:加納新太という名前が出てきます。この加納さんが今回の「君の名は。」の脚本を書くのに新海監督に協力したのです。

詳しくは加納さんのブログに書いてあります。

原作の小説は新海誠監督の著作として出版されていますが、物語を深く読み解くにはこの加納さん版の小説『君の名は。 Another side』が不可欠です。

映画とは別に視点から綴られるストーリー

この、加納版の小説ですが、4章に分けられており、瀧、勅使河原、四葉、宮水俊樹(三葉の父)という四人の視点から映画のストーリーが語られます。

個人的には、勅使河原の章がふむふむと納得させられ、宮水俊樹の章で全てが繋がったと思わされ圧巻でした。

なぜ、テッシーは犯罪計画にノリノリだったのか、なぜ三葉と四葉の母親は若くして亡くなってしまったのか、なぜ、あれほどまでに娘と対立していた父が最後に町民を導いたのか等々、映画ではすんなりと語られた部分を詳細に描いております。

もう一つの愛

映画は予告編でも充分わかるように主人公の二人の愛がはっきりと見て取れます。そして、最後になんとも心地よい終わり方をしますね。

最後のシーンで号泣する人が映画館に多くいました。

ただ、この愛は主人公の間だけに存在するものではありません。

映画の中で厳格に描かれた三葉と四葉の父・宮水俊樹と亡くなってしまった母・宮水二葉の間にもとても強いムスビに基づいた愛が存在します。それはこの小説を読めばわかります。

そんなことを考えながら映画を観ていたら、なんかジーンときてしまいました。

あぁ、宮水二葉〜!! 

最後に:この世はムスビである

言われてみれば気づくと思いますが、人間はムスビなしでは生きていけません。今自分が地球に生きていることも何百万年も前にアフリカで人類が誕生して以来、命のバトンを結んできた結果です。

誰かを好きになって、恋愛したり結婚したりすることももちろんムスビです。友人関係もムスビです。当たり前ですけどね。

でも、最近は人々の関係(ムスビ)の強さが衰えてきているのではないでしょうか。スマホでテキストを誰かに送ることは簡単です。でも、何万回のテキストを送受信していても本当にその人たちの間のムスビが強くなっているのかは疑問です。

新海誠監督はこれまでの作品で「距離」をテーマに物語を作ってきました。今回はその「距離」をつなぐことができる「ムスビ」をテーマに映画を作りました。そして、組紐のように織り成された強いムスビを現代は必要としているというようなメッセージがあるように僕には思われました。

この映画を観て、僕は自分自身へのまだ見ぬ希望と未来への可能性を感じました。きっとこれから、多くの人とムスビを育んだり、偶然会った人と運命的なムスビを築くこともあるのでしょうね。

ぜひ、映画と小説を観て皆さんの意見をお聞かせください。

 

※この記事はお酒が入った状態で書いておりますので、クサい内容が見受けられます。普段の僕は瀧くんのようにいつもオッパイをモミモミすることを夢に描いております。

 

 

 

 

 

 

 

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