数字に追われている日本人

[http://japan.cnet.com/news/biz/20359635/]

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こんにちは。ゆとり系ブロガーのヨシナオです。

さてさて、明日か明後日から会社員の方は仕事が始まりますが営業数字の方はいかがでしょうか。

売上げ額やら利益やら獲得件数やらを上司に毎日言われて、必死に数字を追う日常を送っている方ってとても多いと思います。

私も実際にそうです。前の会社でも数字ですし、今の職場でも数字です。

でも、最近この数字数字呪文に本当に飽きてきましたし、嫌悪感を抱くようになりました。

どうしてか見ていきましょう。

数字が大切なのは言うまでもない

まず、最初に言いたいことですが数字自体は大切です。

売り上げ成績やら、件数をあげないと給与が出ないですからね。ある程度数字は必要です。

それは大前提として、やはり数字だけを追い求めるのはとても嫌だなと思います。

きついというのもあるかもしれませんが、人としての大切なことが失われる気がするんですよね。

最低限の数字は必要ですが、なんでも数字のみという考えはよくないです。

数字なんて自分だけの力だけではどうにもならない

人間って不思議なことに、調子の良し悪しやら運の良し悪しって必ずあるんですよね。

特に、運って科学的には証明できないのですが、いろいろな言語で「運」に該当する単語があります。それだけ、言語圏が異なっていても共通の認識があるということです。

そして、調子や運が悪い時は何事もうまく進まないものです。

数字を追われている職種の人は分かりますが、悪い時は数字は計上されません。逆に調子や運が良い時は自分が意図していなくても物事が思うように進んでいくのです。

ようは、物事って流れみたいのがあるんですね。

前に全勝優勝をした横綱日馬富士がインタビューで「流れに従いました」と発言したのですが、その通りです。流れが悪けりゃむりなものは無理です。

日本の会社ってバカなので、前年比プラスを永遠に追っています。ですが、残念なことにずっと前年比プラスなんていうことは極めて稀なんです。

株式市場の株相場だって波のように行ったり来たりしてるんです。ましてや会社の数字をや!です。

数字だけなら究極はロボットで良い

私が数字を追う世界が嫌な理由の一つに、数字を追うだけなら個性は不要で高知能を持ったロボットがいれば良いんじゃないかと思ってしまうからというのがあります。

店の目標件数6件!〇〇君2件!▲▲君2件!◻︎◻︎君2件!

という目標獲得件数があったとしましょう。この際に重視されるのは、本人よりも数字の件数だけです。別に誰であろうと目標件数に届きさえすれば良いわけです。

だったら、ロボットなり件数獲得が異常に上手い人だけ集めればいいわけです。人である必要はないんですよ。

なんかそれって、仕事として虚しくないですか?仕事ってもっと他人のためになるとか自分自身の人生成長につながる等の目的があってこそだと思います。

そして、これまで培ってきた感性や能力を生かして社会貢献する行為でもあります。

それがただの数字って・・・

人が人である理由がないですね。

数字を追い求めると腐敗する

ですが、こんな意見は日本社会に受け入れられません。

むしろ、日本は不景気なのでどんどん数字を追う羽目になってきております。

ただ、数字を追い求めた結果どうでしょうか?

食品を一つ手に取ってみても、少しでも長い間品物として維持するために酸化防止剤やら添加物を大量に入れていますね。

経済活動のためにしたことが、結局人間の健康やらを損ねる結果となっております。

ちなみに、ロシアの食品のほとんどは添加物を使っていません。結構ヘルシーです。

コンタクトレンズなんかもそうですね。医療器具なのか商売道具なのかという境界線を超えてます。

数字を追い求めすぎる結果、自らの首を絞めることになるのです。

このことにええ加減に気付いて欲しいですね。

日本が伸ばし続けている数字

そんな結果で日本はある分野の数字は非常に高いです。

自殺、鬱、過労死等の人間の過ちによって生じる負の数字です。

世界屈指の先進国でありなが、人の心を蝕むのも最先端なわけです。

これらの負のランキングも、努力して伸ばした結果のですかね?すごいなニッポン人!!

心から尊敬しますよ。ニッポン人で生まれてよかった!

これからも、自殺、鬱、過労死の分野で世界一になるように努力したいですね。

徹底的に数字を取りに行きましょう!!

 

 

 

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