国際女性デーにて考えたこと


こんにちは。ゆとり系社会学者かぶれのヨシナオです。

今日、3/8が何の日か知っていますでしょうか。

今日はやたらとinstagramでロシア人やウクライナ人が花束の写真を上げていたので何かあるなと思っていたら、国際女性デーでした。

国際女性デーって知ってますか?僕は知りませんでした。女性を尊重するロシアでは今日は休日でした。そして、男性たちは酒を買いたい衝動を抑えて女性に花束を買うのだそうです。

一方、日本では女性の日なんかどうでもいいといった感じです。だーれも知ってる人はいませんし、仮に知っていたとしても女性に対して何かをする人は少ないでしょう。

今回は、国際女性デーにゆとり世代の代表である私が考えたことを書き連ねたいと思います。

ただ、私はジェンダー論について人生で90分しか勉強したことがないので、学問的素養が不足していることは否めません。感想文的な感覚で受けていただければ幸いです。

女性が高い地位にいない日本

国際女性デーとは文字どおり、女性を尊重する日ですね。この世の生物には2つの性がありその二つが共存して生きています。

それぞれの性には生殖能力に差があります。

しかし、人間社会では男女の生物学的役割(=sex)以外に、社会的役割(=gender)という概念が存在します。「男性らしさ」や「女性らしさ」という概念が存在するのですね。

そして、この「らしさ」という概念が社会的な身分や職業にまで浸透しております。もっとも簡単な例を出しますと、「男は外から金を稼ぎ、女は家を守る」という観念ですね。男は会社から金をもらうことが役割で、女性は夫を支えながら家で家事をすることが仕事だと考える節があります。

日本はその傾向が非常に強い社会です。

今や、多くの場所で「女性が輝ける〇〇」なんていう標語を見かけますが、これは裏を返せば女性が活躍できる機会がなかった社会であったと言えるでしょう。

日本は、今でも男がメインの社会なのです。

女性の地位を低くする政策

日本には女性の地位を低くする政策があります。例えば「短大」という制度がそうでしょう。今でこそ就活では大卒という学歴が必須と言ってもいいくらい浸透しているのにもかかわらずいまだに短大なんてものが存在します。

短大はアメリカのcommunity collegeとは違いそのほとんどが女性です。そして、短大出身者は就活で一般職に就くのが普通です。

この「」一般職という概念も女性を下に見た政策の一つですね。一般職なんて基本的にはロボットが代用できるような仕事しかやりません。お茶汲み、掃除、受付、ちょっとした納期管理等です。

そして、当然ながら給与的な格差も存在します。

こちらのグラフをご覧ください。

青が男性赤が女性[http://www.huffingtonpost.jp/2014/05/06/woman-in-japan_n_5274351.html]

男女の給与格差は約2倍です。これは立派な人権侵害です。

ちょっとありえないですね。私からすればこの状況に対して「おかしーじゃねーか!!」と異議を唱える日本人女性がいないのも不思議で仕方ないんですけどね。

最近、JRの車掌さんなんかは随分女性も増えました。ただ、運転士はまだ少ないです。まだまだ職業的な役割に性別が反映されている日本社会なのです。

他の国はどうなのか

じゃあ、日本以外の国の男女平等指数でも見てみましょう。日本がいかにおかしいかがわかります。

例えば、女性の政治家の割合が最も高い国は知ってますでしょうか。

こちらの記事をごらんください。

1位はなんとアフリカのルワンダ共和国です。んで、日本は147位です。インドやルーマニアよりも下ですね。恥ずかしい。日本はアフリカから学ばないといけません

また、今日読んだ『ノルウェーを知るための60章』という本では、ノルウェーの男女事情が書かれています。

ノルウェーでは女性を特別扱いしないほど男女平等なのですね。例えば、日本で女性が重い荷物を持っていると男性が「持ってあげようか!?」と声をかけ女性の方も「ありがとう❤️」となりますが、ノルウェー人女性にそれをやることはタブーです。女性はひ弱なものだというイメージを喚起させるからです。

ノルウェー人女性は重い荷物もヒョイと持ち上げますし、育児、家事、買い物等は両親のどちらもがシェアして行われます。女性だからといって特別扱いをしないのがノルウェー流なのです。

また、給与格差も極めて小さく男女の給与格差はほぼありません。そりゃそうです。男女でやってる仕事は一緒なのですからね。

日本はちとヤバイですね。

日本社会だけでなく女性自身にも問題がある

ここまで私は日本のジェンダーロールの異常さについて述べてきました。

当然、この社会はもっと変わるべきだと考えてます。ただ、社会もそうなのですが日本の女性も変わらないといけないとも思うのです。

日本女性には「将来は家に入りたい」とか「専業主婦として夫をしっかり支えたい」という人がかなりたくさんおります。これ、結構衝撃的ですし意外とそう考えている人が多いのです。

私自身もそういう女性たちを結構見てきました。みんなマジで言ってましたね。このような女性の割合が多いと社会は変わりませんね。

男である私がいくら「ジェンダー格差を無くせ」と訴えたところで女性からの反対に会ったら元も子もないです。

だから、しっかりと教育分野でジェンダーフリーについて教える必要があります。男女がお互いの性差とジェンダーを認識しないといけません。

超えられない壁

とは言っても、実は私、「日本が男女平等になる日は来ないなー」と諦めております。

なぜなら、無意識のうちに日本語という言語の中で我々は女性を差別しているからです。

例えば、結婚している男性はパートナーのことを何と表現してますか?

「妻」という人は素晴らしいです。でも「嫁」とか「家内」とか「奥さん」という人が大半じゃないかなと思います。漢字をよく見てください。女は家の中にいるものだという思想が反映された呼び方ですね。

また、「女」という文字が入った漢字を思い浮かべてください。「奴」「嫌」「姦」「妬」「誤」と悪い意味の漢字ばかりですね。

我々は無意識のうちに言語の中で女性差別をしているのです。

ダカラ、キョウカライッサイカンジヲツカワズニ、カタカナノミヲツカイマショウ!なーんて取り組みに賛同してくれる人もいませんしね。

日本における男女格差は泣き寝入りするしかないのかもしれません。


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