
「わからない・・・」
こんにちは。ゆとり系旅人ブロガーのヨシナオです。
シルバーウィークは旅行に行きましたかー?
行ってない人は、何をやってたんですか??
僕は多くの人、とりわけ20代にどんどん旅行行くことを勧めています。特に海外に一人旅することを強く勧めます。
その理由の一つに海外一人旅をすることで少し成長できるからです。「少し」っていうのがポイントです。
旅行によって脱皮するように一皮むけるというのはあまりないのですが、考え方やフットワークが変わったりすることは確実なので「少し」は成長できます。
そして、なんで成長できるのかと言いますとそれは単純にわからない環境に身を置くからです。
そこらについて考えてみましょう
人はわからないと考える
わからない環境に身を置くと人は自然と考えるようになりますね。これが思わぬひらめきを起こしたり、コミュニケーションのきっかけとなることがあります。
ポーランドの駅で切符が買えなかった時

ワルシャワ駅から
卒業旅行の際に友達と東欧や北欧を周っていた時のことですが、ポーランドのワルシャワからクラクフまで特急で移動する必要がありました。
駅の券売機で切符を買おうとしたのですが、動作方法がよくわからず何度トライしてもダメでした。
窓口にもあたりましたが、窓口のおばちゃんが英語がわからずここも撃沈でした。
うーん・・・と考えていたらそこで名案を浮かんだんですね。英語がわかる若い人に声をかけて窓口で通訳をしてもらおうって。
そして、どうせ声をかけるなら駅にいる一番美人のお姉さんがいいということになり、そこから30分かけて美人探しをしました。といっても、ポーランドは僕がこれまで行った国で一番美人が多い国でしたので、美人の中の美人を探すのに苦労しました。
最終的には超クールビューティーなお姉さんに話しかけて、通訳してもらいました。あの日の出来事により、僕はどんな美人を前にしても怖気付くことのない勇気を手に入れました。
ロシアのバスで乗り過ごした時

水色が美しいエカテリーナ宮殿
昨年にロシアのサンクトペテルブルクに行った時に、エカテリーナ宮殿を見に行きたいと思い、宿から地下鉄と路線バスを乗り継いで向かいました。どちらも乗り方は簡単なのですが車内の案内がロシア語のみなので目的地にちゃんと着くには耳で聞いてないといけません。
地下鉄は駅を数えればいいのでなんとかクリアーし、路線バスに乗り込みました。有名な観光地なのでみんなそこで降りるだろうと考えてました。
ところがどっこい!観光客であろうと思われる中国系の人が多く降りた場所で僕も降りたのですが、そこはただの駅でした。運転手に「エカテリーナ」って叫んだら、「trfサンジョイさhフィbさdbf」という感じでロシア語でまくしたてられました。わからないので、降りて仕方なくとぼとぼ周囲を歩いてどうしようか考えてました。
その時に考えついたのが行き交うバスの行き先表示を見ればいいんだということでした。ロシア語はキリル文字ですがガイドブックにエカテリーナ宮殿の場所がロシア語で載ってました。Пу́шкинという街にあるので、それが書いてあるミニバスに乗り込みました。言葉がわからなくても文字でなんとかなった例でしたね。
この一件をきっかけに、僕はキリル文字を全部覚え今年再度ロシアに旅行した時も難なく交通機関に乗ることができましたね。
台湾で知らない街に行った時

台湾の特急自強号

台湾新幹線
去年に台湾に行った時、台湾の特急電車と新幹線に乗りたいと考えて、小旅に出ました。台湾新幹線の止まる街まで特急で行き、そこから新幹線で帰るというプランです。
特急で一時間半くらい走った駅で降り、駅前をプラプラして帰りの新幹線に乗ろうとしたのですが、新幹線のホームが見つかりません。困ったので、若い台湾人の女性に英語で声をかけスマホで「高速鉄道駅」と書き見せました。
その子は意味を受け取ってくれて、自分のスマホで色々検索してそこへの行き方をたどたどしい英語で教えてくれました。新幹線の駅は在来線の駅から4駅くらい離れたところにありました。無事にローカル線で高速鉄道駅まで着くことができました。
いきなり話しかけられても、英語があまり話せなくても懇切丁寧に教えてくれて今も感謝してます。観光客にはできる限り優しくしようとその時思いましたね。
わからないことがチャンスになる
簡単に僕自身のエピソードを書きましたが、他にもわからない地でわからないが故に成長した人はたくさんいるでしょう。
結局、わからないことがきっかけで会話が生まれたり、現地の人の優しさに触れたり、じっくり観察する能力がついたりします。これはテャンス以外の何物でもないです。
また、言語を学ぶきっかけにもなりますね。相手の英語が聞き取れなかった時にまだ自分の英語力は世界に通じないと気づくし、非英語圏の国で良い思いをした場合、そこの国の言葉を本気で習いたくなりますしね。
こういう経験は若いうちにたくさんしておいて、成長するきっかけをつかみたいものです。