【脱サラ大学院留学inエストニア 】ヨーロッパで悩みが吹き飛ぶお話

ヨシナオです。こんにちは。

女優の竹内結子さんが亡くなりましたね。私も若い頃彼女が主演のドラマなんかをよく見てましたので、それなりに衝撃を受けました。

三浦春馬さんに続き、平成を代表する芸能人が自殺ですね。私は日本のテレビを見れないのですが、恐らくものすごく大きく報道している気がします。正直、有名人の自殺報道は一般人の自殺を助長しかねないと思っているので、あまり大きく報道しない方が良いとは思います。

特に、コロナで先行きが不安だったり家に篭りがちな時に活躍していた人の自死のニュースは、悩んでいる人の自殺を肯定してしまう可能性があります。

では、異国のエストニアに脱サラをして、しかも30歳で英語ができず授業についてもいけずという私はどうなのでしょうか?

不思議と死にたいと思うことはありません。これはヨーロッパの雰囲気がそうしてくれているんだと思います。

筆者の将来と悩み

まずは私が現状どれだけやばいのかを整理しておきましょう。箇条書きで序列しましょう。

・年齢が30歳で卒業する頃は32歳

・転職を繰り返し最も長い正社員歴は2年半

・留学先がマイナーな国エストニア

・モロに文系

・英語能力が顕著に低く、外国人と会話不可能

・コロナでお先真っ暗

・卒業後どうなっているのかわからない

・定期収入なしで正社員時代に貯めた貯金は全て尽きる予定

ざっと思いつくだけでこんなにあります。

なんせ、まともな職歴がなくて特別なスキルもなくてマイナーな国に留学した文系人間なのです。

コロナで何となく、先が不安で死にたいなぁと思っている人も私よりもお先真っ暗な方いるのでしょうか?

しかも、私は単位不足で退学まで王手の状態ですからね。中々やばいですよ。

未来はわからないもの

日本にいた頃は私も、自分の能力が低いとか会社名やら色々気にしていたのかもしれません。そして、将来に対する漠然とした不安がありました。例えば、結婚とかしたらちゃんと暮らしていけるのかな?貧乏になっちゃうんじゃないか等です。

ヨーロッパにいても、明日の授業大丈夫かな?とか小さな不安は大量にあります。

でも、不思議なことに休みの晴れた日に川沿いのベンチに座っていると、そんなことはどうでもよくなってしまうんですよね。

エストニアは緑が多い国であちこちに公園やらお散歩コースがあり、休日は子供や大人が歩いていたり公園で遊んでいます。

私も公園に出たり、川沿いを歩くのですが、不思議と悩みとかが消えるんですよね。一人なので将来のこととかを考えるんですけど「ま、考えてもどうにもならないし、どうでもいいや〜」って思うのです。

これは以前にヨーロッパを旅したときにも感じました。何となくですが、日本の方が少しギスギスしている感があるのです。こちらはもっと大らかな空気が流れている気がします。

旅人との会話

私がエストニアに来て最初は住む場所が見つからず、旅行者が泊まるゲストハウスに3週間ほど泊まっていました。

当然、旅人が入れ替わり立ち替わりやってきまして、色々お話をします。これはゲストハウスの醍醐味です。

その中で印象に残っている人がいます。一人はフランス人の男性です。年齢は40代くらいです。旅の目的と期間を聞くと、答えはわからないだそうです。

少し前に仕事を辞めて、旅をしているとのことです。いつまでするのかはわからず、お金が無くなりそうになったらフランスに戻るかなーと話していました。笑

もう一人は若いイケメンのイギリス人男性で、大学を辞めて旅をしているとのことです。旅の目的と期間を聞いたら、わからないらしいです。とりあえず自由の身分だから旅するぜ!とか言ってました。

あとは、オレは日本人の彼女が欲しい。日本人の女の子めっちゃかわいい!声掛けてバーに誘うのは失礼か?とか聞いてきました。

この二人、将来の不安とか全くなさそうで「今」を楽しんでました。幸せそうに見えました。これ、日本だとどうでしょうか?私も何ヶ月かニートをした頃がありました。最初は楽しいですが、次の仕事が見つからないと不安になってしまいます。周りからどう思われるとかも気にしちゃいますしね。

そう考えると、このヨーロッパのテキトーに楽しむって感じは羨ましいです。そして、自分もその雰囲気に飲まれたいなと思います。

 

未来はそもそもわからないものです。考えてどうにかなるものではありません。それよりも今を楽しむことに集中した方が良いのかもしれないということをヨーロッパで感じました。

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