テラスハウスで自殺した木村花について


 

 

[本人Twitterより]

こんにちは。ゆとりブロガーのヨシナオです。衝撃のニュースが飛び込んできました。女子プロレス団体スターダムのトップレスラーでテラスハウス出演中の木村花さんが亡くなりました。死の真相についてはまだ明かされてませんしご遺族の以降で明かさないらしいですが、SNSから判断するにはほぼ100%自殺でしょう。

現役のプロレスラーで自殺した人をあまり聞いたことがありません。昔FMWで活躍していたマイク・オーサムくらいです。

今日はこの件についてずっと話していたので、色々自分の思うことをまとめてみたいと思います。

スターダムの闇

今回亡くなった木村花さんですが、プロレス団体のスターダムの一員でした。以前と比べて女子プロレスは人気があり、選手に華もあります。スターダムはその中でも業界トップの団体です。私は基本的に男子のプロレスしか見ないのですが、スターダムの選手は何人か知っております。技も華やかで、痛みも伝わるくらい激しいプロレスをしています。

ただ、このスターダムという団体、少し闇を抱えておりました。2015年の2月22日、当時所属選手だった安川惡斗VS世志琥のタイトルマッチで事件は起こりました。普通、プロレスには台本というか流れがあります。なんの技でフィニッシュするか等です。

ただ、この時は違いました。台本を無視した壮絶なケンカをリング上で行ってしまいました。

なかなか強烈なケンカで、画像の安川選手は頬骨、鼻骨、眼窩底を骨折し、一時期は視力もないほどでした。そこから回復はしましたが同年で引退をしました。これはプロレス史に残るシュートマッチとして刻まれております。ちなみにこの時に木村花選手の母である木村響子選手も安川側につき、試合終了後に世志琥を襲撃しております。

私はこの時の木村響子選手のイメージがとても悪くて(まるでケンカを煽っているように見えた)、木村花選手はその娘と知り、あの人の娘か〜と思ったことを覚えております。

その事件から5年後、今度は娘の花選手が自ら亡くなってしまうなんて予想だにしませんでした。花選手はスターダムの看板レスラーで、二世であることの下馬評を跳ね除けて団体のエースとして頑張っていました。

テラスハウスの出演は、ちょうど女子プロレスが盛り上がっている時期であり、メディアへの出演によりプロレスに足を運ぶ人も増えるという狙いもあったでしょう。

テラスハウスのコスチューム事件

一方でテラスハウスという番組は男女6人の若者が同じ屋根の下で生活するというハラハラドキドキな内容であり、若者を中心に人気の番組です。私はあんまり見ていなかったのですが、近頃は少しハマっておりました。

そして、この番組は出演者のSNSが炎上することが非常に多いことも番組の大ファンの人に教えてもらいました。確かに覗いてみるとすごいんですよね。インスタやTwitterのコメント欄に番組の内容について意見や批判や誹謗中傷が書かれるんですよ。特に事件が起きた後は大変です。

確かに恋愛についての考え方は人それぞれだし、演者の恋愛模様を見てあーだこーだ語るのはわかります。むしろそれが楽しいんです。

そこで今回のコスチューム事件が起こりましたね。

木村花さんが元々好きだった男性がいたんですが、その人がだらしない人間だとわかりイライラしていました。ある日、その男性が花さんの試合コスチュームが洗濯機に入っているのを気づかず自分の洗濯を入れ、乾燥機までかけてしまったのです。コスチュームは縮んでしまい使い物にならなくなってしまいました。「命の次に大事」と話していたとても思入れ深いコスチュームで激しく感情的になってました。

その後、住人集まっている中で大喧嘩をし花さんが怒鳴り声を上げ、男性の帽子を払い落としました。

この事件の後、その男性は番組を卒業しました。

この後、男性のSNSのコメントには擁護のコメントが並び、花さんに対しての憎悪が多く綴られました。

その後のストーリーもYou tubeで公開され、まだコスチュームに関して未練たらたらな花さんの様子が映ってます。

これがコスチューム事件です。テラスハウスには毎回事件があるのですが、今回のことの発端はこれです。

確かに、この事件内での木村花さんはめちゃくちゃ怖いです。そしてヒステリックになっている。暴言も吐いているし暴力も軽く振るっている。男性はひたすら謝って、そのまま卒業してしまった。これを視聴者から見ると、「男性が悪い」「木村花が悪い」と色んな意見が出てくると思います。

実際に私も恋人とずっとこれについて話してました。むしろ、こういう会話が生まれるところにテラスハウスの醍醐味があると考えます。

ただ、今回はその批判が行きすぎてしまった。そして、罵詈雑言が激しく木村花さんに向けられてしまいました。

テラスハウスというショー

テラスハウスを語る際に必ず出てくる話題がありまして、テラハはヤラセかどうかというものです。番組では「台本は一切ございません」と断言してから放送が始まります。

ただ、私が見るにこの番組はある程度のストーリーがあると思われます。こんなに毎回ロマンスや事件が起きるわけないんです。出演者達はそれなりに活躍している人ですのでアホみたいに揉めるわけないんですよ。そう考えると、この番組はしっかりと構成はあります。

ただ、例えば今回のコスチュームが本当に縮んだのか等の真意はわかりません。また、喧嘩の内容や言動やら行動も指示されているのかわかりません。ただ、視聴者は台本がないという部分を信じている人が多くて、全て実際に生活する上で起きたと感じてしまうのでしょう。

そして、それぞれの役はあるはずですから、今回は木村花さんがプロレスラーとしての凄みを出していたのでしょう。だからこそ、視聴者は木村花という人間はクソだのあーだの思い込み、本人を死に追いやるほどの誹謗中傷をしたのです。

ただし、台本云々はあくまでも私の見た感じの印象であり、番組からは何も説明されてません。こういう事故が起きてしまった以上、制作サイドは実際にどうだったのか内容を明かすべきでしょう。

なぜ自殺してしまったのか

今回の花さんの自殺について、いわゆるネットの誹謗中傷があったと報道されております。もちろんそれが最大の原因ですし許容できるものではないですが、私は色々なことが重なってしまったと考えてます。

そもそも、木村花さんはテラスハウスでは演者に誹謗中傷が来ることをわかっておりましたし、それに対してイチイチ向き合っていられないと話してました。

この動画の7分くらいで語ってます。なのに、なんで誹謗中傷コメントに傷ついて自殺してしまったのか?

これはコロナの影響があると思われます。コロナによる自粛要請でプロレス団体は興行を打てません。さらに練習もまともにできません。プロレスは相手に技をかけたり蹴飛ばしたりできますので練習すること自体がストレス発散になるんです。しかし、コロナでそれができなかった。おまけに給与やら今後の見通しもどうなるかわからない。

このような先行き不安な時に大量の誹謗中傷コメントが来てしまった。しかも内容は人格否定はもちろん、「死ね」というものまでありました。心が弱っている時にこれをまともに受けてしまったのでしょう。

また、もう一つは同じ出演者との差が激しかったことです。木村花さんと同時期に出演していたロシア人女性がおりました。その子は花さんのコスチューム事件の時も意見をしっかり言い、視聴者のハートをガッツリ捉えておりました。その子のSNSコメント欄にはものすごい絶賛コメントがあり木村花さんのSNSには誹謗中傷だらけでした。悪役の木村花とヒロインのロシア人女性という二項対立ができてしまった。これで参ってしまったのでしょう。

しかも、ロシア人の卒業インタビューで「花ちゃんは愛されることが足りないと思う」という発言がありました。

これは、プロレスもできなくて毎日誹謗中傷コメントが来る中で花さんの心にグサッと刺さったのではないでしょうか?もちろん、このロシア人は人格否定するつもりは微塵もなかったんですけどね。意見をはっきりいう人だったのでグサッと刺さってしまったのでしょう。

木村花さんが死ぬ直前にリストカット画像と共に書いた文章に「愛されたかった人生でした」と綴っていたのはこの動画を見たのではないかと私は考えます。

大変に不運なことに悪いことが重なってしまい彼女の心を蝕んでしまったのではないでしょうか。

最後に

最後に、まずは木村花さんに追悼の意を表したいです。

ただ、敢えて言わせていただきますが、やはり自殺は良くないです。本当にもったいない。死ぬなら逃げて欲しかったです。難しかっただろうけど周りの目なんて気にせず無理な時は無理だと言うべきでした。

プロレスは見ない人にとっては残酷に見えますが、見る人にとっては勇気を与えるものです。なのにそのプロレスラーが死ぬなんてダメですよ。

正直、自殺なんかしてしまうと周りの人は悲しみます。しかも1ヶ月後にはほとんど忘れてしまうんです。余程関係が近い人以外はね。しかも時間が経つにつれて風化してしまいます。時間は残酷ですからね。また、天国へも行けません。殺人者が天国に行けないのと同じで自殺も自分を殺してしまってますから。

死にたくなるくらいなら逃げるということを今一度胸に刻んでいきたいなと感じました。


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