喧嘩は戦争だよ
近頃、ショッピングセンターによく行くのだが、夫婦で言い争いしているパターンをよく見る。なぜか知らないがお互いに文句をぶつけている。激しめの口調で。
私はベンチに座って色々やっているんで、気になってしょうがない。何となく見ているとそういう人達は普段から喧嘩しているように見える。
そこで疑問に思うのだ。喧嘩するなら離婚すればいいじゃんと。なぜなら、普段から喧嘩して憎みあっている人と良い人生を歩めると思えないからだ。
普通、結婚相手というものは一緒に生活して問題ないかどうかで決めるものである。かっこいいとか、かわいいとかとは別の次元の話である。要はこれから長い間人生を共にするのだから、いかに対立が起きないかを基準に選ぶべきである。最近、離婚のニュースなんかが多いが、まさに恋愛→結婚という狂った信条を持っている人だからそうなると思う。恋愛は楽しむものであるので、感情に素直になっても良い。ダメなら別れればいいだけである。ただ、結婚はそうじゃない。基本的に楽しむべきものではないし、いかに平和に過ごすかが大事なのである。
なので、激しい口調で喧嘩するなんてもってのほかである。大体、喧嘩してその後に何が生まれるの?と思う。相手への憎しみだけであろう。喧嘩するほど仲が良いなんていう言葉があるが、あんなのは嘘に決まっている。それをいうなら戦争するほど仲が良いになってしまうのだ。ただ、残念ながら戦争をすると憎しみしか生まれない。対立をすることは負の感情を生み出すのだ。
家族という最小単位でそのような対立感情が起きるのは、子供にとってもマイナスである。子供は夫婦喧嘩を聞いて良い思いをしないし、トラウマになるのだ。もう少し世の中の夫婦喧嘩をする愚か者達はそういうことを考えた方が良い。
いやいや、夫婦喧嘩なんて普通だよって?
申し訳ないが、それは結婚相手選びに失敗したとしか思えない。普通、対立を起こさない為には価値観や思想、人生観、政治観といったものが同じであることが最低条件である。これらは乗り越えようと思っても簡単に乗り越えることはできないのである。
私は基本的に結婚相手との学歴は合わせるべきだと考えている。大卒なら大卒、院卒で修士なら修士、博士なら博士というのが基本である。学歴というのはその人の生き方と価値観をそのまま反映しているからだ。
夫婦喧嘩という戦争を起こさない為にも、しっかり相手を見極めて結婚すべきだ。