こんにちは。ゆとり系ブロガーのヨシナオです。
本日は、ゆとり教育出身のゆとりブロガーが教育について物申します。
特に先生についてです。先生についてと言いましても先生の能力が低いなどとディスる訳ではなくて、先生の置かれた環境についてです。
先生という職業は私なんかも憧れの職業でもあります。子供に勉強やらを教えるのってとても楽しそうですからね。しかし、先生になりたいかと聞かれたら「うーん、、、」と唸ってしまいます。というのも先生こそが日本の中で最もブラックな仕事だからです。
半端ない労働時間と極端に少ない休みにより、心身共に疲弊している先生が多いです。国の未来を左右する教育現場でこのような事態が起きても良いのでしょうか。
先生は大切な職業
当たり前ですが、先生というのは特別かつ大切な職業であります。やはり、子供に対する教育というのはその子の人生にとっても大切ですし社会や国家にとっても大切なものであります。教育力が高い国家においては幸福度ランキングも高いですよね。
また、学校という場所は勉強を教えるのはもちろんですが、それ以外にも様々なことを生徒に学ばせる場です。と言ってもイマイチ、職業のこととかを授業で学ぶということは少ないのですが、一個先のステップについてはしっかり学ぶことができます。例えば中学→高校、高校→大学という風に。
他にもクラスでの行事やら学年での行事やらが年間通してたくさんあります。
その中で、指揮をとるのが先生ではないでしょうか。先生は、クラスの生徒をまとめたり、保護者と接触したりします。最近はモンスターペアレンツの出現により、苦しめられている先生ですが、やはり「先生」と呼ばれている以上、それなりの役目があります。
教員の過労問題
さて、そんなに大切な先生という職業ですが、悲しいことにこの職業はいわゆるブラックなのです。教員の過労死問題などはここ最近、マスメディア等でよく取り上げられます。
たくさんの職務を請け負わされ、心身共に壊してしまい中には過労死するケースもあります。
私自身も多くの先生の実態を聞くと、とても大変そうです。部活を持っている先生なんかは先のGWなんかもありません。あっても2日間くらいしか休めないそうです。
これはあまりにもひどい状況では無いでしょうか。先生達の中には「とは言っても子供達のためだから」という先生もいます。これはもちろん素晴らしいのですが、果たしてこれが正義かといえばそうでも無いです。
先生だって人間です。当然家族がいる先生もおりますし、そのような先生にとって休みの日に出勤するということは大変なことです。
さらに大変なことに教員は基本的に残業手当がございません。これはあまりにも酷いのでは無いでしょうか。一般の企業でも残業代が出ない会社が多いのですが、教員は国の未来を左右する職業です。そのような方々が残業代をもらわないのは酷でしょう。
最も身近な社会人として
私がなぜここまで、教員のブラック労働に警鐘を鳴らしているかというと、若い世代に最も身近な職業が教員であり、彼らは時代に合わせた働き方を背中で見せないといけないと考えているからです。
昨今、テレビ等でも話題のブラック企業ですが、生徒達の最も身近な社会人である教員がこれをやっていて果たしていいのかという問いがあるのです。
私は、社会人としての教員の役割が子供達に様々な働き方があり、多様性を感じてもらうことにあると考えております。
しかし、現状はどうでしょうか。教員は家に帰ってテストの丸付けをし、部活を持つ先生は土日も出勤し中には倒れてしまう先生もいる。このような姿を生徒に見せて良いのでしょうか。
私は間違っていると思います。やはり、休むときは休みメリハリをつけて仕事をする姿勢を見せることが教員の役割の一つだと思うんですよね。
だから、教員はもっと自由に仕事をするべきです。昭和的な働き方を今でもする必要はありません。もう、平成が終わり令和なのですから。