こんにちは。ゆとり系ブロガーのヨシナオです。
4月に入り、新年度が始まりましたね。学校や会社やらで新たな一年が始まったわけです。
自分も社会人という見方だと5年目となりました。と言っても最初の会社はすぐに辞めて、今はタラタラしてるので世間でいう5年目の皆さんとは中身が違いますけど笑
そんな私ですが、この時期になると前の会社の嫌なこととか結構思い出すんですね。前の会社は東証一部でしたが、会社員としてダメな人の集まりだったように思えます。嫌な人が多かったです。
そこで今日はどんな人がダメで嫌な人なのかという事を書いてみます。結論から言うと若手社員に対して「若い時の苦労は買ってでもしろ!」という連中です。
若い世代の人々はこういう人達には近づいてはいけません。ただの老害です。
有益な苦労と要らない苦労
まずは苦労の中身の話から始めます。苦労という言葉ですが、よくよく考えてみると世の中の苦労には必要な苦労と不必要な苦労があります。
必要な苦労とは自分の夢や、やりたいことを達成するために自ら進んで行う苦労です。別の言い方ですと努力ですね。
では不必要な苦労とはなんでしょうか?
これは他人から押し付けられた苦労だと考えられます。例えば、仕事が終わらなくて残業したり上司にノルマを課せられたりです。人間関係なんかもそうですよね。
もちろん、利益が上がらなければ給与は払えないし会社も潰れてしまいますからある程度の負担はやむを得ないでしょう。ですが、この苦労って買ってでもするものでしょうか?
私は前の会社でよく伝書鳩をやっていました。簡単に言うと、会話もできないほど仲の悪い上司と部下の間に入ってそれぞれの意見を聞いて相手に届けるというものです。席が離れた2人の間を何往復もするんですね。これってはっきり言って無駄ですよね。
でも、よくその人から「若い時の苦労は本当に本当に大切だよ」と言われてましたね。伝書鳩の苦労が何の役に立つのでしょうか笑
このように会社などの組織では苦労は苦労でも要らない苦労を強制されることが多いのです。
若手社員へ仕事を押し付ける口実
会社などの組織では新入社員が最も下の立場です。特に日本的体質を持った企業では完全に年上が偉くて年下が偉くない扱いです。
となると、若い人は上の人の意見にNOというのはご法度で全て従わなければなりません。
当然、お上のエラい方々はめんどくさい仕事を下の立場の若手社員に押し付けることになります。そりゃそうですよね。めんどくさいことから解放されたいですし、なんでもペコペコ話を聞いてくれる若手に押し付ける以外無いわけです。
しかし、その際にめんどくさい仕事やらを単に押し付けたら若手社員もすぐに嫌になってしまいます。そこで、「若い時の苦労は今後の人生にとって本当に役に立つよ」という魔法の言葉を添えるのです。
そうすると、若手の方も見事に魔法にかかり議事録やら会議室の準備やらプレゼン資料やらをせっせと作り始めるのです。
つまり、自分が苦労するのが嫌だから上手いことを言って押し付けてるだけなのです。
自分が受けた苦労を若手に経験させたい
もう一つ、苦労は買ってでもしろという人の特徴があります。それは、自分が若い時に苦労をたくさんし(たくさん苦労させられ)た経験をそっくりそのまんま若手に味あわせたいというものです。
今の若い人たちって少しキラキラしているように見えます。大学生なんかを見ればわかるのですが、海外に旅行しに行ったり、SNSなどで毎日の生活っぷりを載せたりしています。
それが昭和世代にとっては羨ましくてしょうがないのでしょう。その嫉妬心から今のキラキラしている若い人たちに苦労を味あわせてやろうと躍起になるわけです。
事実、私が前の会社で「苦労をしろ」と言ってきた人達はみんな若い時の苦労自慢をするのです。私は営業車を運転しながらずーっとそれを聞かされてました。そして、その苦労がこの人達の性格を歪曲してしまったんだなと考えていたのでした。
そりゃそうでしょう。例えば毎日ノルマに追われて夜中までサービス残業をして何を得られるのですか?
得られるのは精神病と憎しみだけでしょう。
そんな明らかなことをわかりながら「苦労は大切」なんていうことを抜かしているのですから噴飯物です。
苦労の大切さを説く社員とは距離を置こう
そんなこんなで、新社会人の人々は最初に色んな先輩社員から仕事を教えてもらうのですが、その中に「若い時の苦労はー」と語る人がいたら距離を置きましょう。
苦労すべきものは自分で見つけるのであり、他人や組織から強制されるものではありません。
大体、若い時の苦労は大事って言うけどなんで若い時限定なんですかね?買ってでもする程の素晴らしいものなら、年をとってからでも苦労しまくればいいじゃないですかね?
このように若い時の苦労の美徳を説く人々は性格がひん曲がった卑しい人が多いのです。そんな人々の言葉を身につけたらいけませんし、そんな人になってはいけません。
歪んだ性格を身につけないためにも、苦労を押し付ける人とは距離を置きましょう。