稀勢の里の品格と日本人


[http://mainichi.jp/graphs/20170127/hpj/00m/050/004000g/1]

こんにちは。ゆとり系好角家のヨシナオです。

今日は私の趣味である大相撲観戦と、日本人への批判を組み合わせて書いていきます。

3月26日の日曜日の大相撲大阪場所千秋楽において、手負いの新横綱・稀勢の里が優勝を果たしました。新横綱の優勝は貴乃花以来22年ぶりの大快挙となりました。

途中で猛烈な痛さを伴う怪我をしながらも、痛みに耐え抜き自分に喝を入れた上で逆転優勝をもぎ取りました。もちろん、これは素晴らしいことですが、私は新横綱の場所後のインタビューを聞いて横綱云々よりも一人の日本人として大変に立派だなと感じました。

同時に、今生きている日本人がみっともなくも思えました。

まだ、若干30歳の稀勢の里ですが、彼の品格は多くの日本人が学ばなければいけません。

人のせいにしない

13日目日馬富士に寄り切られ痛がる稀勢の里
[http://www.jiji.com/jc/d4?p=kss005-jpp023600094&d=d4_spo]

まず、何よりも稀勢の里の姿を見て感心したのは自分自身に非常に厳しいことです。

13日目に先輩横綱の日馬富士が猛烈な勢いの立合いで稀勢の里を土俵下に吹っ飛ばしました。その後、落ちた衝撃からか左腕を抑えてうずくまりました。

私も数年相撲を観てきていますがあそこまで痛がる稀勢の里を初めて見ました。そのくらいの大怪我だったわけですね。

ですが、稀勢の里があのシーンを振り返って出た言葉は「怪我は自分のせい。怪我をしない身体を作らないといけない」といったものでした。

これを聞いた時、今の日本人とは真逆の姿だなと感じましたね。

何かミスがあるとすぐに「誰がやった?」「何でやった?」と責任追及し、役職あるものは自らの地位を失いたくないために当事者のせいにする。

こんなこと日常茶飯事ではないでしょうか。

今の日本人は、訴訟が当たり前のアメリカ人のような考えが横行してばかりで古き良き日本人が持っていた、自分に厳しく他人に優しいという精神がありません。

すぐなんでも人のせいにしてしまうと、若手などは育たないでしょう。今後日本の社会はますます責任追及の生きづらい社会になりそうですね。

誰かのために何かを行う

14日目
[http://www.asahi.com/articles/photo/AS20170325002636.html]

また、インタビューの中で14日目の鶴竜戦についてコメントをしていました。14日目といえば前日に左腕を痛め救急車に運ばれた翌日の取組です。「強行出場」とも言われました。

結局、鶴竜にあっさりと寄り切られてしまいました。実はその時鶴竜が稀勢の里に手を差し伸べており、同じ横綱として相手を思いやる品格を見せていました。

稀勢の里側としては完敗でした。この相撲を振り返って稀勢の里は「よくない相撲」と自ら表しました。相撲には勝ち負けよりも内容が求められます。たとえ負けたとしても闘志をむき出しにしてお客さんが喜ぶ相撲をすることが大切です。

14日目の相撲は確かに一方的に寄り切られていましたので内容としてもダメでした。それでも強行出場したのは自分自身のためもありますが、何よりもファンを大切にしている証拠でしょう。

誰かのために仕事をやってのけるのは素晴らしいことです。

私なんかが感じるのは、最近の日本人は自分が得をすることばかりだけを考えている人が非常に多いなということです。

気遣いとか思いやりだとかは皆無のように感じますし、私利私欲という言葉の方が今の日本人を表すのにピッタリな言葉です。

いつから日本人は他人を気遣う心を忘れたのでしょうか。稀勢の里から学んでほしいですね。

平常心

そして何よりも横綱が大切にしているのが平常心ですね。「1日1日の結果に一喜一憂しない」と自らおっしゃっていました。

これは極めて大切ですね。

私自身もそうですが、結構カッとなることがこの頃増えてきましたし、カッとなってる人を目にする機会も増えてきました。

クレーマーなんかもそうですね。毎日のように見ますけど、怒り狂った日本人の姿は心底滑稽です。中年のいい歳した人々がキレてるんですよね。

平常心持てよって言いたくなります。クレーマーなんてただの恥でしかないですし、客観的に見れば恥ずかしい光景です。今度、動画でも撮影して晒そうかなと思います。

稀勢の里に学ぶべし

日本人は稀勢の里に生き方とか振る舞い方を見習うべきだと思います。

平常心にいることに努め、常に自分に厳しく、相手を思いやる心を持ち、豪語しないような姿勢をね。

逆に、そのような品格を持った稀勢の里はとても神々しく見えます。

日本人として心から尊敬しますね。

よく、日本礼賛のテレビ番組で「日本人の親切さ」みたいのを取り上げられますが、そのような姿をしている人は稀勢の里しかおりませんからね。

ほとんど絶滅危惧種なんです。

これから、稀勢の里の影響で少しでも良き日本人が出てくることを願います。


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