
[https://www.daily.co.jp/general/2018/09/11/0011629676.shtml]
こんにちは。ゆとり系相撲好きブロガーのヨシナオです。
さて、8場所連続休場という横綱ワースト連続休場記録を持つ稀勢の里が、秋場所で再出場しています。
ヤフコメなどで稀勢の里のニュースを見ると、まだ本人は土俵に立とうとしているのにも関わらず
「もう引退だね」や「お疲れ様」と言った言葉が並びます。
私は一人の相撲好きとして、こういう発言は腹が立ちます。そして、稀勢の里には是非周囲をギャフンと言わせてほしいです。
辛勝の連続
まず今場所の稀勢の里ですが、本日までで一応は4連勝です。
しかし、内容は辛勝という言葉がふさわしいです。やはり、1年半前の左大胸筋の怪我が尾を引きずっているのでしょうか。
得意の形に持ち込んでも、中々攻めきれません。以前の稀勢の里なら自分の形になった瞬間に一気に寄切ります。
でも、今場所は土俵際まで追い詰めるものの決めきれないんですよ。土俵際で押し戻されて、腰が上がってしまうのです。でも、なんとか脚の力で踏ん張って勝つという内容が多いです。
はっきり言って、ヒヤヒヤします。会場のお客さんも「キャー」と叫びます。でも、その気持ちもわかりますね。
負けそうな瞬間を多く見せられるわけですからね。でも、勝ちは勝ちです。このまま連勝を続けてほしいです。
世間は冷たい
稀勢の里になぜ頑張ってほしいか。それは、世間に蔓延るくだらない批評を垂れる奴らにギャフンと言わせてほしいからです。
稀勢の里が休場を重ねるたびに、世間の目はどんどん冷たくなっています。
1年半前に横綱として初めて優勝した時は、
「すごい!」「感動した!」
と言っていた輩たちが、今や
「お疲れ様!」「今場所で最後だね」「早く引退しなよ」
と真逆のことを言うのです。私自身も正直、復活は難しいのかなと考えたりはするのですが、やはり稀勢の里にはとことん頑張ってほしい。そして、もう一度優勝してほしいのです。
世間の奴らは、稀勢の里の努力なんてまるで知らないのです。稀勢の里が結果が出せなくて苦しい思いをしているのも知らんぷりです。
結果で判断してしまうのです。
良い結果の時は擦り寄ってきて、悪い結果の時は逃げるか暴言を浴びせるのです。
人間誰だって思うようにいかない時があります。その時に手を差し伸べたりや応援することこそ、人として大切なことだと思うのですが、どうやらそういうのができない人がほとんどなんですね。
優勝して世間を黙らせろ
結果が出てる時しか支援しない世間の奴らに対して、稀勢の里は是非とも優勝した姿を見せて欲しいですね。
そうしたら、誰も何も言えないでしょう。他の横綱よりも昇進の基準が甘かったとかで色々非難されてますが、優勝が三回ともなれば立派な横綱です。
しかも、大ケガから復活した人を誰が責められるのでしょうか。もし、そんな人がいたら心が歪みすぎです。
「引退しろ」という奴が優勝した姿を見たらどんな風になるのでしょう。「よくやった!」とか言いそうですけどね。
本人はまだ土俵に立つ意志がありますし、相当な努力をしています。我々相撲ファンは稀勢の里の気持ちに共感し、応援しないといけません。
そして、完全復活とは言えないまでも優勝をし、我々に真の勇気と希望を与えてくれることを願うばかりです。
マジで頑張れ稀勢の里!!