こんにちは。ゆとり系批評家のヨシナオです。本日は、日本人の夏休みについてです。学生の頃って夏休み前になるとウキウキしていましたよね。
社会人になっても夏休み前は多少気分が踊りますが、学生の頃に比べたら劣るはずです。
それは単純に、休みの期間が短いからに他なりません。
僕は、日本のサラリーマンはもっと長い休みを取った方がいいと考えてます。じゃないと、ストレスたまるし人生つまらなくない??
日本のサラリーマンの休みは短すぎ
お盆も終わり、日本のサラリーマンは暑い中せっせと働いております。
みなさん、大体どのくらいの休みを取得しましたか?
おそらく、多くても1週間とか土日をうまくつなげて10日間っていうところでしょうね。
それ以上休みがある会社はかなり珍しいと考えます。
ちなみに私は有休をつなげて12日間の休みを取得しました。
何人かの人には「休みすぎだよ!」って言われました。僕は心の中で「バカじゃねーの?むしろ短いわ」って反論してました。
10日以上で長いっていうのは完全に日本社会に毒されています。
私が聞いた限り、ヨーロッパ諸国では1ヶ月くらいの夏休みが普通です。僕がモスクワで仲良くなったイギリス人は「イギリスは基本的に5週間」って言ってました。僕が、12日間でこれでも長い方だよっていうと、めっちゃ驚いてました。
日本の会社の休みはありえないほど短いのです。僕なんか良い方で中には4日とかいう人もいますからね。仕事と結婚しているんですか?って感じです。
とにかく、日本の会社員の夏休みは短すぎです。
休みの間に色々見て教養を身につける
日本では仕事しているのが一番偉いと思われていますが、それは違います。
休みの間に、自分の行動範囲から飛び出して色々なものに触れることもとても大切です。
例えば、建築や絵画などの芸術鑑賞や自然の中でリラックスすることです。
こういうのがないと、人間は視野が狭くなり人間としての幅が狭くなります。ヨーロッパの人はもっぱら旅に出ています。
旅が、それらに触れるのに最も適しているからです。
だから僕自身も旅に出ます。異国で美しい街並みを見て、美味しいものを食べ、美味しいお酒を飲むことで人生を享受します。
こうすることによって、経験と教養が増えます。
こういう遊びを知らないと人生つまらないですよ。それができるのは休暇中なのですからそれが長いほど自分の教養を深めるチャンスが与えられるというわけです。
逆を言えば、日本人に与えられている休暇は短いので、その分だけ教養が無い薄っぺらい人間になってしまっております。
そもそも、休日の過ごし方を知らない日本人
日本人は残念ながら遊び方を知りません。なので、休日を与えられても時間を持て余してしまい、何をしたら良いかがわからず、ただ時間が過ぎるのをボーッと待つだけとなってしまいます。
また、一人でいることに慣れていないので誰かと会う約束が無い時は同じく、ボーッと時間を過ごしてしまいます。
だから、定年退職後の人は老後の人生の過ごし方がわからないっていう人が多いのです。なんとも残念な民族ですね。
実際に友達にも聞いてみたところ、今年の夏休みで「何もしなかった」という人は結構多かったです。
やはり、休みの時に読書でも美術館巡りでも旅でもいいので、自分のためになることの一つや二つは持っておくべきです。
じゃないと、せっかくの人生もったいないですよ。
仕事ばかりしている人生なんて虚しいです。その仕事が自分にとって遊びのように感じられるのなら別ですけど、サラリーマンなんて、ほとんどが嫌々仕事しているんでしょうから、そこから離れて自分をハッピーにしてくれる時間が必要なんです。
だから、もっと夏休みは増やすべき。日本のサラリーマンの夏休みは短すぎ!と僕は心から思うわけです。