
はい。ヨシナオです。
最近、たまたまYoutubeで岡田斗司夫さんのYou tubeを観ました。岡田斗司夫さんといえば、オタクのキング的な存在であり、高卒でありながら東大の講師を努めた人です。
私は、学問至上主義プラス、学歴は大事だと思っているので高卒でも東大の講師になった人はとても尊敬します。
そのような方が、ジブリの作品を解説しておりました。
感想は、正直凄すぎる!私も宮崎駿の作品はテープが擦り切れるくらい観ました。実際に、うちにあったラピュタともののけ姫のVHSは擦り切れてしまいました。セリフくらいならば、全部言えると思いますw
ただ、子供の頃でしたのでなんとなく観ていたのですが、大人になってテーマを探るとこれまた凄い作品なのです。アニメ監督って天才だなと思いました。
千と千尋の神隠しの本当のテーマ
いやぁ、岡田斗司夫さん恐るべし。
この動画を観てから、やたらジブリ作品を再度観たくなりました。ここまで全てのインタビューや絵コンテを分析して解説してる人は岡田さんくらいでしょう。
アニメを語るのは学問ですね。「君の名は。」がヒットした時に明治大学国際日本学部の宮本大人教授が解説ブログを出しまして、私は凄いな!と思いました(こちら)。これと同じく、ジブリ作品を紹介したのが岡田さんです。
もう、その解説は完全に科学的ですね。しっかり、アニメの一コマ一コマに注目して解説をしてます。
私は「千と千尋」もものすごく観ました。個人的なベストは「もののけ姫」ですが、アカデミー賞を受賞したのは「千と千尋」です。
このアニメ、部分的な解説を聞いたことはありました。例えば、カオナシは援助交際の象徴であり、普段は大人しいのですが、砂金(お金)に釣られた奴は食べてしまうという風に。
ただ、作品について極めておかしいなぁと思う部分がありました。それはハクの正体です。千尋は名前を湯婆婆に奪われて、センとなってしまいます。ただ、ハクは名前を思い出せません。
ですが、千尋が昔、川に落ちた時の話をして急に名前を思い出します。「私は川だった!私の名前はミギハヤミコハクヌシだ!」という風に!
私はこの部分を見て、は?と思いました。なんで千尋は人間なのに、川がハクになるんだよ?と。ハクだって人間だろ?と思ってました。
で、実はこれはアニメのカットシーンに書かれていたのですね。その鍵になるのが、冒頭の千尋の画像です。千尋が裸なんですね。このシーン、千尋が川に落ちたシーンなのですが、一瞬川に手を突っ込むシーンが出ます。その手は服を着ています。
裸の千尋と服を着た手!です。これがメタファーだったという事です。千尋が川に落ちた時、救ってくれたのがハクなのですね。そして、ハクは千尋を救う代わりに死んでしまった。そして、ハクという神になった。
千尋はハクに再開したのですね。しかも、ハクは千尋のお兄さんでした。なので、千尋のお母さんは千尋に対して冷酷なまでに冷たく接します。千尋に対して少し恨みを抱いていると。
その他、考古学の話等を用いて解説をする様は、まさに大学教授でした。ものすごかった。
私はアニメはジブリと新海誠くらいしか見ないのですが、やはりこの二人は天才ですね。テーマがものすごく深いし、子供ながらにも楽しめますし、大人が見ても感動できます。
次見たら、「千と千尋の神隠し」で泣いてしまうかもしれません。
個人的・宮崎駿アニメランキング
私は宮崎駿監督の作品は素晴らしいものだと信じて止みません。今後、子供とかに教育をする機会があれば、自分の経験を語るよりも宮崎アニメを見せれば良いと思ってます。
特に好きなアニメがあります。
劇場版では「もののけ姫」です。テーマが深すぎて大好きです。
ただ、私は個人的に劇場版よりも遥かに素晴らしいものがあると思います。それは「未来少年コナン」です。もう、これは大感動作品です。正直、これを越えるアニメはないと思ってます。
さらに、「シュナの旅」という絵本も大好きです。これは短いですが、感じるものがありました。これは、何人かに差し上げてます。とても好きな本です。