変わらないことは変わっているということ

はい。ヨシナオです。今日は若干精神的なことを書きます。若干意識高いかも笑

昔、英語の先生が授業中に「変わらないということは変わっているということなんだよ」と言っていて、とても腑に落ちた事があります。確かにそうだなと。

簡単にその言葉について振り返ってみたいと思います。

生きていれば変わっていく

若干意識が高い人は、新しい人に出会うとその出会いは自分が引き起こしたものであり、過去の自分とサヨナラをした結果、交友関係も見事に変わったのだという主張します。

ただ、よくよく考えるとわかるのですが、人は生きていると職場が変わったり新しく習い事をしたりしたりして、新しい人脈を獲得していきます。

同じ高校を出た人でも進路は人それぞれであり、同じ高校を出たから大学も会社も同じなんてことは滅多にありません。当たり前ですね。

つまり、生きる時間が長くなるとそれまでの交友関係が変わるのは当たり前なことなんです。

また、交友関係が変われば考え方も変わります。人は本と他人からしか自分が変わるきっかけを得ません。なので人が変われば自然と考え方も変わります。

また、これはヒトの細胞レベルでも言えます。人は絶えず細胞が変化してまして、古い細胞は死に新しい細胞になります。恐らく1ヶ月あれば体の細胞は一新するのではないでしょうか?

当然、時代の変化により生活環境も変わります。私が大学生の頃にiPhoneが登場し、以降広まりました。それまではガラケーでしたよ。

ま、生きていれば変わるのが当たり前なのです。

変わらないことは変わること

これも数学の先生が言っていたのですが、「君たちの結婚式に来る友達は大学でできた友達がほとんどで小学校の友達はほとんど来ないよ」という話をしてました。

結局、交友関係が変わる中で最新の友達が結婚式に来てくれるということらしいです。確かにこれは言えてますね。

私も小学校から定期的に会っている友達なんてほぼいません。大学やら社会人になってからがほとんどです。唯一、中学の最後のクラスの友達は会ってましたが、何人かが家庭を持ち始めてから会う事が減りました。

生活が変われば全て変わるのです。変わるのが普通なのです。

では、よく「昔から変わってないね」とか「変わらず交流がある友達」というのはなぜでしょうか?

それはもちろん、時代や交友関係が変わる中でその変化に飲まれず抵抗している証拠です。

つまり、変化に対して抗っているのです。

なので、昔と変わっていないというのは実は周りの変化に自然についていかないという事であり、変わっているという事なのです。

そう。自分の中で変化しているという事なのです。これに気づかずに交友関係が変化したから私も変化した!っていうのは誤解なのです。昔の友達からすると、ほんの少しだけ残念な気持ちになるのです。

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