
はい。ヨシナオです。最近自分の心にぐさっと刺さった言葉がタイトルです。これは53代横綱の琴櫻さん(写真左)が、小学生だった孫に言った言葉です。
今はその孫が琴ノ若として幕内で活躍しております。「厳しくしないと強くならない」という言葉、とても人生の本質を突いております。
逆に言えば、厳しい環境に身を置けない人は強くはなりません。
厳しい相撲界
想像がつくとは思いますが、相撲界はとても厳しいです。特に、この琴櫻さんが親方になった時は今の比にならないくらい厳しいものでした。
ぶつかり稽古で意識が飛ぶのは当たり前。立ち上がらないと、土俵の砂を無理やり口に詰め込まれて立たせるという有り様で、今なら一発アウトです。
でも、それを耐えた力士が多かったからこそあの部屋は角界一の大所帯になったのでした。琴欧州や琴光喜、琴奨菊なんかはみんな大関になってますしね。
とにかく、この厳しさが大切なのでしょう。
一般人も同じ
これ、一般人も同じでしょう。厳しい環境に身をおいて努力した人はしっかり結果が出るものだと思います。
逆に言えば、結果が出ない人というのは一言で言うと努力が足りなく自分に甘いということになります。
相撲じゃなくても同じです。
例えば、私は現在大学院に留学中で課題がヤバイにもかかわらず、授業後は家に帰ってyoutubeとpornhub三昧です。
なので、英語もいつまで経っても上達してません。なぜでしょう。答えは簡単で全く自分を厳しい環境に置いてないからです。自分をとことん甘やかしております。
情熱は才能
以前に通っていた予備校の英語講師で今でも人気の講師がおります。私は彼の授業を受けたことがないのですが、なぜか一度だけサインをもらったことがあります。
とてもかっこいい先生であり、たまにネットに転がっている彼の授業を観るとカッコいいなと感じます。
その先生が私の赤本に書いてくれたメッセージが「情熱は才能!A man is not finished when he is defeated, but a man is finished when he quit! 人間負けたら終わりじゃない。やめたら終わりだ!」というものでした。
この「情熱は才能」という部分、私は大変に共感します。例えば私には情熱というものがありません。特に人生でやりたいことがないですし、一応自分の人生の一つである海外大学院進学に進み、思ったよりも自分の力が及ばず、自分の人生を見失っております。まぁ、自分の能力を知れたという意味では良かったですが。
もう少し才能があればなぁとふと考えたりします。人間、やはり厳しい環境にいかに自分を置けるのかで真価が問われるものだと思います。