公明党支持母体である創価学会の現在

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衆議院選挙が終わりました。蓋を開ければ自民公明の圧勝であり、維新も議席を伸ばしました。まぁ、正直予想通りです。来年の参議院選挙もこのような結果になるでしょう。

私が少し驚いたのは、公明党の得票総数が前回の国政選挙の投票数を上回ったということです。支持母体の創価学会は確実に活動者の数が減っております。しかし、得票数は伸びたのです。今回の投稿では、現時点での創価学会の活動や会員の特徴を踏まえながら、公明党の得票率が高かった理由を見てみましょう。

弱体化する創価学会?

まず、数字の上での創価学会とその弱体化を談話分析も踏まえて見ていきます。創価学会は公称827万世帯の会員数を誇る、日本最大の新宗教団体です。その代表的な人物は池田大作であり、現在は93歳の名誉会長という役職です。

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このおじいちゃんですね。ただ、この方は生きているとされて、毎回会員にも「お元気な池田先生」というふうに紹介されるのですが、創価学会の機関紙である聖教新聞にもその他の表舞台にもここ数年は出てきておりません。もう10年近く動く姿を現していないのです。

そして、現在の創価学会の実質的なトップが会長である原田稔です。

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この人ですね。この人は毎月行われる本部幹部会という名の会員向け中継に毎回出てきて最後の会長指導というコーナーでスピーチをします。10年前まではこの幹部会の最後に必ず「池田先生が入場されます!」という司会の勇ましい掛け声とともに、拍手が至る所から沸き起こり、その中をピースサインをしながら池田大作氏が入ってくるという流れがありました。しかし、最後の方は自分でスピーチをあまりしなくなり、原稿を元理事長である長谷川重夫が朗読し、それに池田氏が補足するという形態をとっておりました。それがいつの間にか表舞台から姿を消し、今や「お元気な池田先生」という言葉だけでしか紹介されません。

これと同時に、毎日のように宗教活動をする活動家と呼ばれる人達も少なくなりました。このコロナ禍で先程の本部幹部会という映像配信がYoutubeを通じて行われるようになったのですが、再生数はMaxでも70万回です。公称827万世帯を誇る創価学会がその10%にも満たない再生回数になっております。

さらに、私の古くからの友人であり、現在は創価学会職員として勤務している人に裏事情を聞きましたところ、最近は機関紙である聖教新聞の記事が全く読まれていないということを教えてくれました。聖教新聞は「池田先生からのお手紙」として学会員は必ず取らないといけない新聞です。なので、かなりの方が購読しているのですが、なんと中身の記事はオンライン版等のカウンターで観測したところ読まれていないとのことでした。記者としては一所懸命書いているのにも関わらず、会員は読んでないらしいです。

また、初期の創価大学卒業生は極めて優秀な方が多かったです。創価大学卒業後にハーバードやらケンブリッジやらの大学院に入学することはザラでした。しかし、現在は創価大学に進学する=エリートという流れができており、更なる学問的な挑戦はしません。もっと言えば、そこまでハイレベルな学問機関に挑戦できる人材がいないのです。

創価学会は明らかに、質量ともに弱体化しております。

創価学会の特殊な人選

そんな、明らかに劣化している創価学会ですが、公明党支持に関してはピカイチの能力をいまだに発揮できております。これには創価学会内の構造と公明党議員の経歴がカギを握っております。

創価学会は、超垂直型組織です。地域ごとに支部、地区、ブロックという順に組織を単位分けしております。そして、各支部、地区、ブロックに男女の部長がおります。さらに、男女と年齢でも組織が分かれており、区男子部長、本部長、部長という風に序列を分けております。そして、集まりがあると必ず偉い人が最後に発表するという流れができております。こういうのに何度も参加すると無意識のうちに誰が一番偉いのかがわかるような構造になっております。

また、この部長等に選ばれる人にも特徴があります。基本的には組織の基本方針に絶対に逆らわないで、必ず上からの指示を実行に移す人が部長等に選ばれます。逆を言うと組織のあり方や教義に反対する人は絶対にトップになれません。私からすれば、バカ正直な奴がトップになっているイメージです。あと、童貞率が非常に高いです。これにも理由があり、童貞は一般社会では気持ち悪いとされますが、創価学会内では童貞でも信仰活動と布教活動に熱い人は英雄とされるためです。

このようにして、従順な人こそ上に立ちます。また、基本的に創価大学を卒業した人は組織内で重宝されます。あと、学歴的には高卒の人やFランの人が多いです。つまり、あまり頭が良くない人が会員となっております。

そして、公明党議員の方ですが、この人たちは比較的エリートが多いです。実は創価大学卒業の人は少ないです。創価大卒の議員は弁護士資格や公認会計士資格などの難関資格を持ってる人がほとんどです。それ以外の人は慶応大や海外の大学院を出ている人ばっかりです。これは末端会員にとってはエリート中のエリートにしか見えません。そして、このエリートに自分が勝る部分が一つもないのでヒーローのように崇めます。

また、末端会員の友達は類はともを呼ぶの原則で、同じような高卒やらFラン卒やらガテン系の職場の人やらのブルーワーカー系が多いです。彼らにとっては選挙なんて本来行かないものなのですが、とりあえず創価の友達がしつこく電話等で公明党お願いと言うので、仕方なく入れてしまうのです。

さらに、人間は一度行った行動を何度も行うという傾向がありますので、公明党に一度でも投票したことがある人は再度投票しやすくなります。今は政党が乱立しているので尚更昔投票した政党に入れるわけです。

このように、特攻隊のように何でも指示を聞く組織の役職者、エリートの公明党議員、Social Institution理論が組み合わさって、公明党の支持が可能となります。

政治よりも功徳

そして、創価学会員が血眼になって選挙活動をする背景には功徳というご利益があるからです。

選挙の支援は「法戦」と言われ、学会活動の中枢です。曰く、これをしっかりやればしっかり功徳をいただくことができるのです。なので、学会員は選挙で勝った後に功徳をみんなでシェアする会が開かれます。

私が聞いた他の人の功徳は以下のようなものがありました。

①転職後3ヶ月経ったが、仕事を覚えられた。

②Twitterの使い方がわかった。

③欲しいものを買うことができた

これらは実際に私が直で聞いた、会員様の功徳です。中々すごい功徳ですね。私的には彼女ができたとかでも良いとは思うのですが、実際は童貞だらけですのでそんな人はおりません。それよりも上記のような正直功徳と言えるのかわからないことを言っております。

基本的に宗教ですので、なんでも宗教と結びつける傾向があります。なので、仕事を覚えられたことも功徳なのです。そして、功徳を得るために毎回の選挙を頑張るのです。

このように選挙の票を集めることがそのまま宗教的なご利益を得るとされ、正直ご利益ではないことも、ご利益だと言えてしまう人たちが現在の創価学会員なのです。なので、彼らは本気で信じており、本気で友達に当たっていきますので票がいつまでも増える仕組みなのです。

もっと、私がわかりやすく言いましょう。バカな人ほど言うことを聞くので特攻隊のように従順になり行動をするのです。これが今の創価学会員の姿です。

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