ウクライナ危機の状況と今後の予想

さてさて、ウクライナの状況がますますひどくなる一方ですね。当初はメディアなんかも完全にウクライナ一方を支援していましたが、最近ではロシア側のナラティブ(ロシア式の物言い)も報道したりして人々も困惑していると思います。

どちらとも旧ソ連の国であり、情報戦も展開してます。情報に踊らされるのは気をつけないといけません。ただ、おそらくはこの戦いは長引くでしょう。

そして、ウクライナは悲劇的な被害を被るかもしれません。あくまでも予想です。

当初の予定

私がこちらのロシア研究家に聞いた話では、プーチンは完全にミスを犯してしまい、もうなりふり構わず攻撃している状態になっているとのことです。

そもそも、侵攻開始から数日でゼレンスキー大統領の斬首部隊がさくっとゼレンスキーの首を切り落とす予定でした。しかし、防がれてしまいました。そこで、ウクライナの市民を殺すことによりウクライナに降伏というかドンバス地域の独立承認と非武装化という一方的な要求を飲み込ませようとしております。

今回は、アメリカ側の諜報機関(スパイ)が大変に優秀で完全にロシアの情報を捉えていたとのことです。

戦争時には国際人道法という国際法があり、一般市民や一般市民のいる施設に攻撃することは違法です。ただ、もうそんなの聞いてられないのがロシアですね。一方的に病院だろうが幼稚園だろうが、逃げまとう子供だろうが撃ちまくっています。この状況が良くなることは今のところありません。

日本とは全く違う世界

先ほど、スパイと書きました。スパイなんて映画かドラマでしか聞いたことがない人が多いでしょう。しかし、ロシア政治の場合はスパイがあってこそ政治や外交ができるのです。

この時点で日本とは全く異なる世界ですね。実際にスパイというのではなく、インテリジェンスとか諜報というのが学問的な言い方です。試しに論文検索をするとしっかり諜報機関に関する文献も出てきますよ。逆に情報を得るスパイだけではなく、情報を発信するエージェントというのもおります。日本にもたくさんおります。

なので、今起きている二カ国の背景にあるのは我々日本などの民主主義の社会とは全く違う世界なのです。ウクライナもなんだかんだ元ソ連なのでそのような情報戦ができます。

我々はそれをしっかり受け入れるべきです。なぜ、日本のメディアでは近隣諸国の問題に関して、韓国の反日運動ばかりを取り上げ、中国やロシアに関してはあまり報道しないのかは考えないといけないのです。中国やロシアに関して下手な報道をすれば最悪は戦争になるのです。これだけ民主主義体制と権威主義体制の国は異なるのです。

ウクライナの今後

[https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcareahazardinfo_18.html]

この戦争、いつまで続くのか全く予想できません。他方でロシアに対する経済制裁はしっかり効いているのも事実です。

ただ、いわゆる西側のNATO、EU、米国はウクライナへの武器の提供やロシアへの経済制裁はしますが、直接的な介入はしません。そりゃそうです。こちらを見ればわかりますが、ロシアの軍事力は桁違いに強いのです。仮に第一位のアメリカと争ったらどうなるのかという話です。

また、核兵器使用の話も出てますね。核兵器のデータはこちらです。ロシアが使って、他の地域が反応したらもう一巻の終わりなのです。

なので、ウクライナがいわば緩衝地帯になっており、代わりに戦っているわけですね。また、資本主義社会の中でやはりウクライナはGDP的にもそこまで高くないです(こちら)。やはり、こういうのが影響して中々周りも手が出せない状況ですね。EUにも加盟してないですし。

戦火が長引くに連れて、ウクライナの破壊は進んでいくのでしょう。もう、ロシアは完全に狂っているので全部を破壊しますね。文化も人も関係ないです。ロシアのルーツはウクライナにあると言っていいほどウクライナ発のものが多いのですが(例えばボルシチ)、もう何もかも破壊し尽くすのでしょう。残念ながらそれが現状です。

ロシアの今後

[https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/68/Republics_of_Russia1.png]

では、ロシアの今後はどうか?こちらももう暗い未来しかないでしょう。なんせ、これだけ公になってしまってます。2014年のクリミア侵攻は無事に「成功」しましたが、今回は完全に失敗です。

そして、完全なる経済制裁をくらってますね。ロシアはこれから一気に没落します。

こちらの研究者によればロシアの未来は二つしかないそうです。

一つは、旧ソ連に逆戻り。お金も意味がなくみんなで助け合ってじゃがいもを分け合って生きていきましょう的な感じです。ただ、いきなり今までの状況から転落するわけですから、犯罪率も増えて混乱するでしょうとのこと。

もう一つは内戦状態。ロシア内の共和国等(図)も反乱を起こし滅茶苦茶になるとのことです。もちろん、プーチン次第ですが、プーチンが最大級の信頼を置いているFSBという保安組織内にも不満が出ているらしいです。これが暴れたら終わりです。

いずれにせよ、ロシアに待っている未来は闇しかありません。

最後に:情報について

戦争報道は人の心をかき乱します。さらに、正常な判断をできなくさせます。

また、他方でメディアがあるからこそ人は戦争の実態を知ることができます。ただ、先にも述べたようにメディアは非常に偏ることもあります。また、センセーショナルなメッセージだけを伝えることもあります。

そして、メディアに報道されない紛争があるのも事実です。なので、特にテレビ等の情報には気をつけないといけないでしょう。また、いわゆる「西側」メディアも煽っているように見えます。

私の個人的なオススメのメディアはAljazeelaです。カタールのメディアで極めて中立的ですね。ここは情報の精査もしっかり行ってますし、このようなメディアから情報を得てご自身の判断を下すべきでしょう。

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