こんにちは。ゆとり系ブロガーのヨシナオです。上のイスラム寺院はどこの国の建物なのか皆さんわかりますか?
答えはロシアです。このブログはロシア好きな筆者が書くブログですからロシアだとわかった人が大半だと思います。
それでも、この写真はロシアのイメージとかけ離れているのではないでしょうか。ここはロシアという国家の中でイスラム教が共生するタタールスタン共和国のボルガルという場所です。2014年に世界遺産登録されました。
この神秘的な場所を本日は紹介しましょう。
ヴォルガ川を下る
ボルガルはその名前の通り、ヴォルガ川の湖畔に存在する遺跡です。
カザンからは約3時間の距離です。
カザンの中心部からバスに乗り込み、ヴォルガ川の近くまで向かいます。そこから船で3時間弱くらいかかるのです。
移動中は寝ていたのであっという間に着きました。正直、川を下ったのか上ったのかさえわかりません。ただ、一面に広くヴォルガ川が広がっていました。
川幅はゆうに1キロ以上あるでしょうね。かなり広い川です。
このヴォルガ川がタタールの歴史を創ったのだなと思うと、なんともしみじみとした気持ちになりました。
ボルガルを日帰りで観光するとなると、帰りの船の関係で滞在時間は3時間くらいとなります。急ぎ目で観光しなければなりませんし、観光する場所も絞らないといけません。
イメージのロシアとは別世界
ボルガルに着くと、そこにはロシアという言葉からはイメージできない世界が広がっておりました。
普通のロシアってヨーロッパのようなイメージですよね。
建築物がヨーロッパっぽいですし、色合いとかもそれらしいです。
これぞ、正教会の教会という感じですね。
しかし、ボルガルの建物は違います。特に教会が全く異なります。
どこのトルコだよ!?ってツッコミたくなりますね。これは完全にイスラム寺院です。てっぺんにはイスラムのシンボルである三日月マークがあります。
同じ国の中を移動しながら、違う国に来たような感覚でした。
カテドラル・モスクへ
ボルガルの遺跡の入口からミニバスで10分くらい走ると大きなモスクがあります。
カテドラル・モスクというらしいです。
トルコに行ったことないのですが、まるでトルコです。
イスラムの建築様式はシンメトリーが大変に美しいですね。それぞれの宗教がそれぞれの素晴らしさを発揮しているなーとしみじみ思います。
これがモスクの中です。
真っ白ですね。模様がすごいです。カーペットの部分はお祈り場です。
マイクが写っているのですが、そこで宣教師?みたいな人がコーラン?を読み上げてました(イスラム教に疎いので何の立場の人が何を読んでるのかわかりません)。
マイクで読み上げられている経典はモスクの外のスピーカーで放送されています。ただ、時々スマホの着信音も思いっきり流れてて、グダグダでした。ロシア人のテキトーさはここにもあり!って感じましたね。
wikipediaによるとこの辺に有名な建物がたくさんあるらしいのですが、時間がないために訪れることができませんでした。残念。
遺跡と博物館へ
モスクを見学した後はミニバスで遺跡の入口に戻り、遺跡の見学をしました。
昔の遺跡です。昔のまんまではなく復旧作業が施されています。
宗教的なものがあるのかわかりませんが、昔教科書で見たようなものがたくさんあります。
何の場所なのでしょうか。よくわかりません。
建物の中に、文字が彫られた岩がたくさんありました。読めませんね。どちらかというと中東っぽい字ですよね。
そのあとは博物館に行きました。超スピーディーな見学でしてあまり写真を撮るヒマもなかったです。
ヴォルガ川沿いに博物館がそびえ立っております。
やはりこういうのを見ると何となくアジアとかメソポタミアな雰囲気がしますね。
ボルガルにいたボルガ人の使っていた道具等も展示されておりましたが、まさにアジアのそれでした。
神秘に溢れるボルガルはカザン旅行の際に是非訪れて欲しいですね。
すみません、エカテリンブルクはどういった街でしょうか?
日本人に好意的な街でしょうか?
ももんが様
すみません。行ったことないのでわかりません。後輩が行ってましたが、日本の文化センターのようなものがあるとのことです。