【エストニア大学院留学】 秋学期の授業終了

はい。ども、エストニアの大学院に文系で留学しているヨシナオです。

昨日で秋学期の授業が終わりました。クリスマス休暇と年始の休暇があり、2月から春学期が開始です。

きつかったですね正直。ただ、まだ終わっていないのでその辺も踏まえながら振り返ります。

総評

まずは総評からいきましょう。

結論から言うと、自分の無能さを知った学期でした。正直酷かったです。英語は全然ダメ、知識面も中学生と同等レベルで酷いものでした。

正直、私の通っている大学院は北欧圏ではトップ5に入ると言われますが、学問的なレベルはそんなに高くはないと思います。

日本だと、早稲田の方が良い気がします。それにもかかわらず、私はダメでした。何言ってんのかわからないし、何をすれば良いのかがわからない状況でした。

心の片隅に少しだけあった研究の道は閉ざされましたね。私が研究するなら世界の学問レベルの足を引っ張ると思いました。人生の方向を変えるしかありません。自分は世界では戦えないなと素直に思い、受け入れました。

授業別総評

ここからは授業を振り返ってみます。それぞれの授業で何を学んだのかや課題が何あるかです。

Conflict management and resolution

こちらはタイトル通り紛争の解決を模索した講座です。紛争に関することや解決法を学べたという点では面白かったです。

紛争は基本的に避けられないというのが前提のもとに、眠っている紛争やら表面化した紛争、犠牲を伴う紛争等の分け方は面白かったです。

また、人道的介入やら国際司法裁判所やらの役割と効果もなかなかでした。ただ、この授業は教授がコソボ紛争の研究者だけあり、コソボ紛争にかなり特化してました。私はコソボに関してはあまり背景知識がなかったのでキツかったです。

この授業の最終課題は紛争の分析というもので、紛争のリストから自分の好きなものを選び、分析をして提出するというものです。ダルフール紛争かパレスチナ問題にしようと思ってます。でも、自分はパレスチナについて知らないのでパレスチナかなぁ。

Methodology of social science

こちらはタイトル通り、社会科学の方法論という内容で卒論を書くための技術を習得する講座でした。正直、この授業が一番最初に受けた授業であり、わからな過ぎて一気に萎えたのを覚えています。

この授業はみんながつまらないと言っておりました。毎週、グループ課題をやるのですが、キツいんですよ。わけわからなすぎて。

一回、写真家の友達に愚痴ったところ、「でも、これは社会科学をやるには大事だよ」と言われ、ウクライナ人には「これは難しいよ。でもチャレンジだよヨシ!」と言われ、うわーとなりましたね。

でも、確かにこの方法論は大切かもしれないとも思います。というのも、今や巷には嘘情報ばかりが流されております。アメリカ大統領選挙に不正がありトランプが再選するかもとか韓国は経済的に崩壊するとか中国が日本に攻めてくるとかです。で、これを本気で信じている人がかなりいます。

社会科学というのは基本的に科学であるので、噂やらの信憑性がないものを許しません。なので必ず、コンセプト化、応用化、妥当性の検証、信頼性のレベル、正確さのカテゴリーという段階を経て物事を検証していきます。社会の出来事は理系のものに比べて、一般人も軽々語れてしまうという欠点があり、それを研究者はしっかりと踏まえて科学的に検証をしないといけないのです。その意味で、社会科学の方法論はそのようなバカな情報に惑わされないためにはなります。

恐らくベストセラーのFACTFULNESSという本はそのあたりをしっかりと書いていると思います。

この授業の課題はリサーチデザインというのをwordで7ページで書くことです。きつい。理論とかを多用しないといけないので死にそうです。

International Relations

私が通っている国際関係学部のメイン講座ですね。International Relations略してIR理論です。

IR理論は西洋で発達したものであり、社会の現象をRealism, Liberarism, Constructivism という観点から学んでいきます。

結構難しいです。うちの弟も国際関係学部であり、たまに電話でRealismとLiberalismのどちらが優れているかのレポートを書けという課題があるから相談に乗ったりしてました。私的にはその二つに関しては難しくないのですが、Constructivismは結構難しいです。来学期にconstructivisimについての授業があるので死にそうです。

課題は課題分について3,000wordsのレポートです。私の課題文はcenter-periphery theoryについてです。キッツ!

Extreme Right wing and Populism

これはヨーロッパの極右政党やポピュリズムについてです。

ヨーロッパは国同士が地域連合を作り、共通通貨や自由移動などが保証されている世界でも稀な土地ですが、近年はその自由さに反対する勢力がワンサカ出てきてます。特に2015年のシリア紛争以降、EUに移民が流入し、ハンガリーやギリシアなどで国境を封鎖したり壁を作ったりしてます。

フランスでもテロ事件が起こりましたね。そんな感じで反移民やら反イスラム、ましてや反EUを唱える勢力が多いのです。

この授業はそれらについて学びます。しかし、めっちゃ難しいです。全く知識がないのでハンガリーの事を調べろと言われてもきついのです。

これもなぜか3,000wordsのレポートがあります。死にます。

EU institution and policy making

これは私の専攻がEU分野なので必修です。先生はアリゾナ大学を出ている綺麗なエストニア人で、私は結構好きです。

この人ですね。EUの機関やら機能を細かく見ていく講座です。

私はEUそのものにはとても興味があります。国同士がくっついてワンランク上のアイデンティティも形成するなんて夢のような話で心躍ります。

しかし、EUの機能は複雑怪奇です。もう酷いなんてもんじゃありません。欧州議会、欧州委員会、欧州理事会、EU理事会とかの違いがわからないような機関がワンサカあります。まじでえぐいです。

しかも立法のプロセス等もエグいくらい複雑です。なんじゃこりゃ!ってなります。ただ、必修なのでやらなければなりませんでした。

来学期はEU法というこれまた、最悪に知識がない講座が必須です。死ぬかもしれません。

この授業の課題は1,000wordsのエッセイを二本とテストです。多いです。

課題が終わらないと終わらない

授業は終わりましたが、課題が終わらないと意味がありません。

正直、終わる気がしませんがね。笑

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