
悩む犬
こんにちは。ゆとり系ブロガーのヨシナオです。
久しぶりに考えたことを書いてみます。
最近Facebookで学生の時にちょくちょく顔を合わせていた人が、
「私はなんのために生きているのだろう」
とか
「この人生を終わりにしてしまいたい」
みたいなことをつぶやいていて、何人かから励ましの言葉をもらっている光景を目にしてます。
正直、Facebookで友人に公開している時点で自殺するってのはあり得なくて、注目してもらいたいだけなのかなーなんて考えたりしちゃうのですが、悩んでいることには違いありません。
そこで今日は私なりに「何のために生きているのだろう」という普遍的な悩みについてアプローチしてみます。
何のために生きてるかは永遠のテーマ
まず先にはっきりと申し上げましょう。「私は何のために生きるか」は哲学の世界で未だに語られてる永遠のテーマです!
そんなのすぐに答えが出るわけがないんですよ。哲学者だって簡単に答えられないと思いますよ。数千年前のギリシア時代から語られているテーマです。
ドイツの大文豪のゲーテなんかも『若きウェルテルの悩み』でその辺のこと語ってますよね。僕の好きな村上春樹の『ノルウェイの森』だって突き詰めればそういうことを語っているんですよ。
そう考えると、「私は何のために生きているんだー」という問い自体はあまりにも壮大すぎて答えの出しようがないんですよ。
それをきっかけに色んな哲学書や小説を読むのはとても良いことだと思いますけどね。
答えは人それぞれだ
永遠のテーマであり、答えの出しようがないし無理して悩む必要もない「私は何のために生きてるか」問題ですが、一つ言うとすれば何のために生きてるかはあなた自身で一生をかけて見つけろ!と考えます。
だって、人それぞれ使命は違いますしジャンルとかが全く違うのですもん。また、何年も生きていく中で考え方とかも変わりますしね。ちょっと前まで興味なかったことに数年後には一生をかけてみたいなんてこともあります。
生きていく中でなんとなくぼんやりとした形で見えてくるものではないでしょうか。
私の周りでは、会社でしっかり出世して認められる人生を送りたいっていう人もいますし、タップル誕生というマッチングアプリでマッチした人とワンナイトするために生きてる人もいます。
本当に人それぞれだと思います。ただ、一つ言えることは未来は現在の延長なので今何をしているのかということは少なからず未来に影響を与えるということです。
意外と今やっていることの中にストレスが溜まる事柄があって悩みの種になっていることも多いです。仕事とか会社とか人間関係とかですね。そういう意味では今に向き合うことも大切なことですね。
その上でどんな決断をするかも全て自分次第です。自分との付き合いは長いですからねー。
気づいたら役に立っちゃったが理想
私は「自分は何の為に生きるのか」なんてことは考える必要はないと思います。それよりも自分の好きなことをとことん追求することの方が大事なんじゃないかと思うんです。
好きなことならやる気も出ますし、どんどん成長します。そして気づいたら自分はその分野の高みにいて、多くの人に希望を与えているなーんてことがあると思うんです。いや、世の中で成功している人の大半はそうじゃないでしょうか。
自分の好きなことを追求してこそ他人にも良い影響を与えられるのです。最初から「何かの役に立たなくちゃ」なんてことを考えると「何をすれば良いんだろう」という問題に直面し、「自分は何もできない」と考え「生きる意味はない。死にたい」と考えてしまうのではないでしょうか。
そんなのは無駄です。だったら自分の好きに生きた方が良いに決まってるぜい!
「何の為に生きてるか」ではなくて「生きてる間に何をしたいか」を考え、やりたいことをとことん考えるべきなんですよ。
幸いにも、日本は平和な国です。生まれつき戦争の危機があって命を狙われたり、マラリアやエイズなどの感染症も極めて少ないんです。こんな恵まれた国なんてないんですよ。むしろ、自分の好きなことをやらないなんて、貧困や紛争で苦しんでいる人たちに失礼です。
だから、まずは自分の好きなことのためにいろいろしてみるべきです。気づいたら誰かの役に立っちゃってますよ。
どうしても生きる意味を知りたい人のために
ここまで熱く語ってきましたが、自分もそうですが悩んでいる人って視野が狭くなっているのですぐに答えを求めがちなんですよね。
そんな人たちのために、いくつかいい本があります。
世界的な本なのにとっても敷居が低いのが素晴らしいんです。
まず、トルストイの『人は何で生きるのか』です。この本の中に人の生きる理由3つが答えとして載ってます。とても薄くて読みやすい上に内容がとても素晴らしいです。
こちらは言わずと知れた日本最高峰の哲学書ですね。これは若けりゃ若いうちに読むべき本です。
こちらも日本人の内村鑑三が書いた本です。何の為に生きるかと言うよりかは、生きている間に何を遺すかという内容です。
はっきり言って中身は素晴らしいです。なるほどと思わせられます。
ぜひ、読んでみてくださいね。